ダイハツ・ハイライン
1962(昭和37)~72年、ダイハツ製1t積み1500ccの小型トラックとライトバンで、右上の3枚(丸目2灯)が初期型。
メインの丸目4灯はマイナーチェンジされた後期型。左下はシャーシや機関はそのままに'69年に内外装をモデルチェンジした角目の最終型。
1t積みボンネットトラックはダットサントラック(
>>190)がシェア1位をキープしており、それを追走せんと開発されたようで、
フラットデッキスタイルのグリル(1つの枠の中でライトとグリルが横に並ぶ新スタイル)を
>>272と同時期に早々と採用した車らしい。
そんなデザインに注力してる事もあり、右上のライトバンでは「新しいファミリーカー」と訴求しているのが面白い。
バン型がセダンより便利なのは、
>>589のスタンザ・リゾートと同様に明白なのだが、やはり こちらも売れず、時期尚早だったようだ。
また、全幅が1560mmとヤリスなどより13cmも狭いのに、ベンチシートに「大人3人がゆったり座れます」と謳っており、
当時はこの窮屈さで普通だったのか、はたまた現代が贅沢になってしまったのかという感慨にふけったりも。
尚、ハイラインが生産終了したのは、'67年に提携関係となったトヨタの「ハイラックス」との競合を避ける為のようだ。
ところで、丸目4灯は画像中唯一の現存車で、「Кирилл」氏→「K8…」氏のツイートから拝借。
詳しい説明はなかったが、「実走16000キロ程、奇跡の1台。」…だそう。
3~6万キロの中古車ばかりを乗り継いでいる小生から見たら、新車みたいなもんなのだが・・・
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