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何となく好きなクルマ画像を貼るスレ
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クライスラー・コンクエスト TSi
見ての通りスタリオンのクライスラーブランド版で、上と同じくテキサス州のナンバー付き。
ところで、掲示板で白いスタリオンと言えば「貴重なスペースをお借りします」のスタリオン氏が有名だが、
その後どうされてるだろうか・・・
(2年前の ↓ このやり取りが今は最後になっている)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1582113327/157-16...
(判りにくいが、↑ >157でスーパー7をバックにしてるのがスタリオン氏)
(71837)
見ての通りスタリオンのクライスラーブランド版で、上と同じくテキサス州のナンバー付き。
ところで、掲示板で白いスタリオンと言えば「貴重なスペースをお借りします」のスタリオン氏が有名だが、
その後どうされてるだろうか・・・
(2年前の ↓ このやり取りが今は最後になっている)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1582113327/157-16...
(判りにくいが、↑ >157でスーパー7をバックにしてるのがスタリオン氏)
(71837)
スバル 初代インプレッサ WRXクーペ STi(GC8)
残念ながら、400台限定で非常にレアな ↓ 22B(GC8E2SD)ではないようだ。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1641299223/52...
(71858)
残念ながら、400台限定で非常にレアな ↓ 22B(GC8E2SD)ではないようだ。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1641299223/52...
(71858)
スバル 初代アルシオーネ
1985年登場で、スバル初のスペシャルティカー。
名前は、プレアデス星団(和名:すばる)で最も輝く「アルキオネ」を英語読みしたもので、スバルのフラッグシップを意味。
それだけに、スバルの持てる技術を全部投入した感じで、電子制御フルタイム4WDやACT-4、電子制御4速AT、電子制御エアサスなどに加え
日本で最初の全面カラー液晶表示メーターなんかもあり、さしずめスバル最新技術見本市車という様相。
物議を醸した個性的なデザインも、現役当時のNAVI誌の巻末一言コピーで「将来必ず珍車リストに載る」とか書かれてしまうほど。
結局スバルの意気込みが空回りするばかりで、世間の評判は今一つだったが、
旧車となった今では、それもアルシオーネならではという唯一無二の味わいの一つである。
因みに、画像車は米アリゾナ州のナンバーを付けており、北米市場での名称は「Subaru XT」で、
画像車は2.7L,水平対向6気筒なので「XT6」。余談だが、同市場でのレオーネは「Subaru DL」であった。
(71865)
1985年登場で、スバル初のスペシャルティカー。
名前は、プレアデス星団(和名:すばる)で最も輝く「アルキオネ」を英語読みしたもので、スバルのフラッグシップを意味。
それだけに、スバルの持てる技術を全部投入した感じで、電子制御フルタイム4WDやACT-4、電子制御4速AT、電子制御エアサスなどに加え
日本で最初の全面カラー液晶表示メーターなんかもあり、さしずめスバル最新技術見本市車という様相。
物議を醸した個性的なデザインも、現役当時のNAVI誌の巻末一言コピーで「将来必ず珍車リストに載る」とか書かれてしまうほど。
結局スバルの意気込みが空回りするばかりで、世間の評判は今一つだったが、
旧車となった今では、それもアルシオーネならではという唯一無二の味わいの一つである。
因みに、画像車は米アリゾナ州のナンバーを付けており、北米市場での名称は「Subaru XT」で、
画像車は2.7L,水平対向6気筒なので「XT6」。余談だが、同市場でのレオーネは「Subaru DL」であった。
(71865)
トヨペット 3代目マスターライン・ダブルキャブ・ピックアップ(MS46P:1967年型)
トヨタの商用車シリーズだった「マスターライン」は、2代目で初代クラウンと車体を共用化。
本車は2代目クラウンと共用化していた3代目マスターラインで ↓ の一番下にあるピックアップのダブルキャブ(クルーキャブ)版
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/134-13...
尚、UP画像の右上を拝借させて頂いた「高速有鉛StreetVWs(中の人)」のツイートによれば、
「2代目クラウン時代のマスターラインダブルピックMS46Pです。46がピックアップ、46Pがダブルピック、46Vがバンとなります(46Gはクラウンカスタム)。
ちなみに2代目までのバンとピックアップはクラウンではなくマスターラインという車名になります。
ファストバックの対極を行く絶壁具合に注目です。」・・・との事。
また、他の個体は無いかと海外も含め探してみたが、どうやらこの1台だけかなという超希少のようだ。
因みに「マスターライン」の下には ↓「コロナライン」というやや小さい商用車シリーズもあった
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/15...
(72605)
トヨタの商用車シリーズだった「マスターライン」は、2代目で初代クラウンと車体を共用化。
本車は2代目クラウンと共用化していた3代目マスターラインで ↓ の一番下にあるピックアップのダブルキャブ(クルーキャブ)版
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/134-13...
尚、UP画像の右上を拝借させて頂いた「高速有鉛StreetVWs(中の人)」のツイートによれば、
「2代目クラウン時代のマスターラインダブルピックMS46Pです。46がピックアップ、46Pがダブルピック、46Vがバンとなります(46Gはクラウンカスタム)。
ちなみに2代目までのバンとピックアップはクラウンではなくマスターラインという車名になります。
ファストバックの対極を行く絶壁具合に注目です。」・・・との事。
また、他の個体は無いかと海外も含め探してみたが、どうやらこの1台だけかなという超希少のようだ。
因みに「マスターライン」の下には ↓「コロナライン」というやや小さい商用車シリーズもあった
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/15...
(72605)
上の後継、3代目 クラウン・ダブルキャブ・ピック
マスターライン・シリーズは上の2代目クラウン型が最後なので、↓ これと同様にクラウン・ピック
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/13...
また、ピックアップはこれが最後になったので、名称としては唯一のクラウン・ピックでもある
で、このダブルキャブだが、右上は前期型のカタログ写真
それを見ると、名称は「ピックアップ・ダブルシート」のようで、そこには後席の出入りは助手席ずらしての説明写真も。
また、「ビジネスに、レジャーに用途が広い車。安全で快適な乗り心地、しかもおとな6人がゆったり座れ、そのうえ500kgの荷物も同時に運べます」
と、今風にRVとしての利用も視野に入れてたようだ
尚、左に並ぶ青車は現存する希少なダブルシート車で、こちらはグリルが違う後期型。
ところで、白車は別の後期型で、不思議な事にこちらは右ドアは1枚なのだが、
左がドア2枚となっている(つまり3ドア)
本車には「一見4ドアに見える2ドア」という特徴があるが、たぶん 4ドア・セダンのサッシ部をそのまま流用しつつ
セダンの前ドア2枚だけとした事による現象と思われるので、白車の左側はセダンのドアがそのまま付いてるのかと。
とにかく、元々こういう3ドア仕様があったのか、誰かが改造して出来た物なのかは不明
更に言うと、以前にUPした ↓ このチリにいるダブルシート車もリアピラー周辺が本画像車とは違っていて、
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/14...
何かと謎多き仕様なる印象も
(72797)
マスターライン・シリーズは上の2代目クラウン型が最後なので、↓ これと同様にクラウン・ピック
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/13...
また、ピックアップはこれが最後になったので、名称としては唯一のクラウン・ピックでもある
で、このダブルキャブだが、右上は前期型のカタログ写真
それを見ると、名称は「ピックアップ・ダブルシート」のようで、そこには後席の出入りは助手席ずらしての説明写真も。
また、「ビジネスに、レジャーに用途が広い車。安全で快適な乗り心地、しかもおとな6人がゆったり座れ、そのうえ500kgの荷物も同時に運べます」
と、今風にRVとしての利用も視野に入れてたようだ
尚、左に並ぶ青車は現存する希少なダブルシート車で、こちらはグリルが違う後期型。
ところで、白車は別の後期型で、不思議な事にこちらは右ドアは1枚なのだが、
左がドア2枚となっている(つまり3ドア)
本車には「一見4ドアに見える2ドア」という特徴があるが、たぶん 4ドア・セダンのサッシ部をそのまま流用しつつ
セダンの前ドア2枚だけとした事による現象と思われるので、白車の左側はセダンのドアがそのまま付いてるのかと。
とにかく、元々こういう3ドア仕様があったのか、誰かが改造して出来た物なのかは不明
更に言うと、以前にUPした ↓ このチリにいるダブルシート車もリアピラー周辺が本画像車とは違っていて、
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/14...
何かと謎多き仕様なる印象も
(72797)
上の2つと同じピックアップ・ダブルシートだが、こちらは コロナライン
>>707で既述の「マスターライン」よりやや小さい商用車シリーズで、コロナがベースの「コロナライン」。
上の兄貴分と同様とてもクールなダブルシート(ダブルキャブ)タイプなので、現存車を見たかったが、残念ながら願い敵わずカタログ写真で。
そこには「乗用車と小型トラックを兼ねた、美しく能率的な車です。5名の定員と300kgの荷物を同時に輸送できます。
回転半径5.2mと小回りがきき込み入った細道もスピーディーに、ラクに走れます。」
また画像右端の前席について「背もたれが、ななめ内側にねじれるように倒せ、左右どちらのドアからでも
ラクにリアシートへ出入りできます」とあり、どんな座席の可倒構造なのかなと・・・。
また、「新エンジンは1200cc,55馬力、最高速110km/hと向上し、燃費はかえって良くなり、素晴らしい高性能ぶりです」ともあった。
尚、写真を見た印象だが、おそらくドアは4ドアセダンの前ドアと共用品のハズなので、
それよりも後ろの横窓が更に小さくて、後席は前後がかなり狭いのではないかと思われる。
(個人的には、911や308GT4、メラクを筆頭に、使い物になるのか?っていう狭い後席がフェチズム的に好きだったりする)
因みに右下シングルシート残存車はオーストラリアにいる
(73010)
>>707で既述の「マスターライン」よりやや小さい商用車シリーズで、コロナがベースの「コロナライン」。
上の兄貴分と同様とてもクールなダブルシート(ダブルキャブ)タイプなので、現存車を見たかったが、残念ながら願い敵わずカタログ写真で。
そこには「乗用車と小型トラックを兼ねた、美しく能率的な車です。5名の定員と300kgの荷物を同時に輸送できます。
回転半径5.2mと小回りがきき込み入った細道もスピーディーに、ラクに走れます。」
また画像右端の前席について「背もたれが、ななめ内側にねじれるように倒せ、左右どちらのドアからでも
ラクにリアシートへ出入りできます」とあり、どんな座席の可倒構造なのかなと・・・。
また、「新エンジンは1200cc,55馬力、最高速110km/hと向上し、燃費はかえって良くなり、素晴らしい高性能ぶりです」ともあった。
尚、写真を見た印象だが、おそらくドアは4ドアセダンの前ドアと共用品のハズなので、
それよりも後ろの横窓が更に小さくて、後席は前後がかなり狭いのではないかと思われる。
(個人的には、911や308GT4、メラクを筆頭に、使い物になるのか?っていう狭い後席がフェチズム的に好きだったりする)
因みに右下シングルシート残存車はオーストラリアにいる
(73010)
プリンス 初代スカイウェイ(ALVG-1)
「昭和レトロ車」及び「個性的な2ドア車」スレにUP済だが、新たに当時のカタログが見つかったので再登場。
初代スカイウェイは、基本初代スカイライン(ALSI-1)と同じデザインの商用車タイプで、スカイラインに遅れること2年、1959年にデビュー。
上のコロナに対するコロナライン、クラウンに対するマスターラインと同様、プリンスでも商用車シリーズに別の名称が与えられており
こちらはスカイウェイ(=航空路)として、スカイライン(=空を背景とした山岳や建築物の輪郭線や地平線)とも引掛けたプリンスらしい洒落た名前。
エンジンは初代スカイラインと同じ、1.5Lの直4OHVで60馬力(後に70馬力へ。当時トヨタはまだサイドバルブだった)。
そして、商用車のくせに足回りは基本的にスカイラインと同じド・ディオンアクスルを採用するなど進歩的な設計。
また、カタログでは「スカイラインの美しいスタイルに加え、流れる様なテールフィン、機能的なボデーコンストラクションは、
コマーシャルカーとしてお仕事のみでなく、週末の御家族連れのドライブやスポーツ旅行も大いに楽しめます」などと、
実用一点張りではない付加価値をアピールしている。(尚「ボデー」は原文ママ)
因みに、実車写真はカタログに非ず。また画像は4Kあるので、原寸表示すれば細かな文字は全て読めるサイズとなっている。
(73394)
「昭和レトロ車」及び「個性的な2ドア車」スレにUP済だが、新たに当時のカタログが見つかったので再登場。
初代スカイウェイは、基本初代スカイライン(ALSI-1)と同じデザインの商用車タイプで、スカイラインに遅れること2年、1959年にデビュー。
上のコロナに対するコロナライン、クラウンに対するマスターラインと同様、プリンスでも商用車シリーズに別の名称が与えられており
こちらはスカイウェイ(=航空路)として、スカイライン(=空を背景とした山岳や建築物の輪郭線や地平線)とも引掛けたプリンスらしい洒落た名前。
エンジンは初代スカイラインと同じ、1.5Lの直4OHVで60馬力(後に70馬力へ。当時トヨタはまだサイドバルブだった)。
そして、商用車のくせに足回りは基本的にスカイラインと同じド・ディオンアクスルを採用するなど進歩的な設計。
また、カタログでは「スカイラインの美しいスタイルに加え、流れる様なテールフィン、機能的なボデーコンストラクションは、
コマーシャルカーとしてお仕事のみでなく、週末の御家族連れのドライブやスポーツ旅行も大いに楽しめます」などと、
実用一点張りではない付加価値をアピールしている。(尚「ボデー」は原文ママ)
因みに、実車写真はカタログに非ず。また画像は4Kあるので、原寸表示すれば細かな文字は全て読めるサイズとなっている。
(73394)
初代スカイウェイ・ピックアップ
上と同じ初代スカイウェイのカタログにはバンと一緒にピックアップも載っており、それが画像の左側(ALPE-1)
>>707-709のマスターラインやクラウン、コロナラインと同様ダブルキャブで2ドアなのは同じだが、
スカイウェイには、どうやらシングルキャブは無かった模様(少なくともカタログには無い)
「スカイウェイ・ピックは機動性を主眼として設計された客貨両用車です。
シャーシや内装は、バンと全く同じで、6名と500kgの荷物を積んで働きます。
その秀れた機動性は諸官庁、会社、工場のサービスカーや連絡車として好適のものです」
そして右側は、スカイラインが ↓ S21になったのと同時にMCしたスカイウェイ・ピックの後期型(P23A-2)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/27...
現存車はこの草ヒロだけかなぁと残念に思ってたら、どうやらこのサビの塊をレストアしている人がいるようで、
その方の ↓ ブログを発見
https://minkara.carview.co.jp/userid/1631167/blog/c998866...
2015年から作業されてるが、今年でも完成までまだ道半ばという感じ。
北海道の大地で長年放置され、大方が朽ち果てており、ブログを読むと
レストアというよりは、無くなった物を1から新調する復元作業に近い様子。
それでも 世界で1台?の本ピックを蘇らせる為、日々努力を重ねているようで、
影ながらすごく応援したい気持ちになるし、できれば早く完成したスカイウェイ・ピックを見てみたい。
(73446)
上と同じ初代スカイウェイのカタログにはバンと一緒にピックアップも載っており、それが画像の左側(ALPE-1)
>>707-709のマスターラインやクラウン、コロナラインと同様ダブルキャブで2ドアなのは同じだが、
スカイウェイには、どうやらシングルキャブは無かった模様(少なくともカタログには無い)
「スカイウェイ・ピックは機動性を主眼として設計された客貨両用車です。
シャーシや内装は、バンと全く同じで、6名と500kgの荷物を積んで働きます。
その秀れた機動性は諸官庁、会社、工場のサービスカーや連絡車として好適のものです」
そして右側は、スカイラインが ↓ S21になったのと同時にMCしたスカイウェイ・ピックの後期型(P23A-2)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/27...
現存車はこの草ヒロだけかなぁと残念に思ってたら、どうやらこのサビの塊をレストアしている人がいるようで、
その方の ↓ ブログを発見
https://minkara.carview.co.jp/userid/1631167/blog/c998866...
2015年から作業されてるが、今年でも完成までまだ道半ばという感じ。
北海道の大地で長年放置され、大方が朽ち果てており、ブログを読むと
レストアというよりは、無くなった物を1から新調する復元作業に近い様子。
それでも 世界で1台?の本ピックを蘇らせる為、日々努力を重ねているようで、
影ながらすごく応援したい気持ちになるし、できれば早く完成したスカイウェイ・ピックを見てみたい。
(73446)
>>667と同じ3代目 RT40型系 コロナで、こちらは>>709の次代となるピックアップ・ダブルシート(PT46型)
先代まで商用バンやピックを「コロナライン」としていたが、>>708で「マスターライン」名称を廃止したのと歩調を合わせる様に
こちらも全て「コロナ」で統一するようになった。
画像は、個人的に最近お気に入りのダブルピック(ダブルシート)をネットで収集したもの。
上段左が初期型のカタログ写真で、その隣はシングルシートの中期型。青い現存車は後期型。
初期型は(判りにくいが)4灯ライトで片側の2つをベゼルで一つにまとめた形になっており、
中期型はそれをやめて、グリル内で横方向に広がりがあるデザインへ(なので>>667は中期型)
後期型はバンパーの位置を上にあげて、(画像では見えないが)その下にウインカーが移動している。
前から見た写真が無い右下の赤いダブルについて
①前期型のテールランプは右下角にある、後退灯がコンビネーションの一番下にあって丸いので、中期か後期型。
②わずかに見えるフロントバンパーの位置が高い・・・→ 青ダブルと同じ 後期型のダブルシートだと思われ。
因みに、上段中央の青シングルシートはハワイのディーラーに展示してあった物を日本人旅行者が撮影した画像。
尚、3代目コロナ・ピックアップは1964年9月にフルモデルチェンジを実施して登場。1968年9月に販売・生産を終了したらしい。
(次の4代目コロナにピックは無いと思うので、コロナで最後のピックアップ)
(73707)
先代まで商用バンやピックを「コロナライン」としていたが、>>708で「マスターライン」名称を廃止したのと歩調を合わせる様に
こちらも全て「コロナ」で統一するようになった。
画像は、個人的に最近お気に入りのダブルピック(ダブルシート)をネットで収集したもの。
上段左が初期型のカタログ写真で、その隣はシングルシートの中期型。青い現存車は後期型。
初期型は(判りにくいが)4灯ライトで片側の2つをベゼルで一つにまとめた形になっており、
中期型はそれをやめて、グリル内で横方向に広がりがあるデザインへ(なので>>667は中期型)
後期型はバンパーの位置を上にあげて、(画像では見えないが)その下にウインカーが移動している。
前から見た写真が無い右下の赤いダブルについて
①前期型のテールランプは右下角にある、後退灯がコンビネーションの一番下にあって丸いので、中期か後期型。
②わずかに見えるフロントバンパーの位置が高い・・・→ 青ダブルと同じ 後期型のダブルシートだと思われ。
因みに、上段中央の青シングルシートはハワイのディーラーに展示してあった物を日本人旅行者が撮影した画像。
尚、3代目コロナ・ピックアップは1964年9月にフルモデルチェンジを実施して登場。1968年9月に販売・生産を終了したらしい。
(次の4代目コロナにピックは無いと思うので、コロナで最後のピックアップ)
(73707)
ダットサントラック 220型系(1957年~61年)
4代目ダットラで、シャーシやエンジンなど基本的に乗用セダンの ↓ ダットサン1000(210型系)と同一
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/17...
当時提携してたオースチン社の影響があったエンジンは、先代のサイドバルブからOHVの1000cc、34馬力に進化
車型は、以下4種
・210型セダン
・220型トラック (850kg積み:右上段)
・V220型ライトバン(画像左下隅)
・U220型ピックアップ(ダブルキャブのピック)
改良が進んで221→222→223型へ
初期220(210)ではフロントのウインカーがボンネットの上左右にあったが、
211以降はヘッドライトの下へ(右下トラックやイラストのピックアップとバン)
また、トラックで荷台が長い1000kg積みのG221型が加わって、右下トラックは1960年式G222(グリル意匠も上の220トラックとは違う)
尚、ダブルキャブのトラックを「ピックアップ」としたのは、58年から米国へ輸出が始まったので米国的な呼び方にしたらしい。
で、そのピックだが、セダンが寸詰まりな印象があるのに対し、非常に伸びやかなスタイルで、
リアもテールフィン風になってて、セダンより上級車感があるのが面白い
(これは米国を意識してたからかなぁ…?)
ただ、輸出当初はアメ車に比べて性能や品質が大きく劣り、「Tin toy」(ブリキのおもちゃ)と揶揄されとか。
しかし、信頼性の高いエンジンや日本のデコボコ道を想定した頑強なフレームや脚回りが功を奏し、次第に米国でも受け入れられていったという
(73900)
4代目ダットラで、シャーシやエンジンなど基本的に乗用セダンの ↓ ダットサン1000(210型系)と同一
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/17...
当時提携してたオースチン社の影響があったエンジンは、先代のサイドバルブからOHVの1000cc、34馬力に進化
車型は、以下4種
・210型セダン
・220型トラック (850kg積み:右上段)
・V220型ライトバン(画像左下隅)
・U220型ピックアップ(ダブルキャブのピック)
改良が進んで221→222→223型へ
初期220(210)ではフロントのウインカーがボンネットの上左右にあったが、
211以降はヘッドライトの下へ(右下トラックやイラストのピックアップとバン)
また、トラックで荷台が長い1000kg積みのG221型が加わって、右下トラックは1960年式G222(グリル意匠も上の220トラックとは違う)
尚、ダブルキャブのトラックを「ピックアップ」としたのは、58年から米国へ輸出が始まったので米国的な呼び方にしたらしい。
で、そのピックだが、セダンが寸詰まりな印象があるのに対し、非常に伸びやかなスタイルで、
リアもテールフィン風になってて、セダンより上級車感があるのが面白い
(これは米国を意識してたからかなぁ…?)
ただ、輸出当初はアメ車に比べて性能や品質が大きく劣り、「Tin toy」(ブリキのおもちゃ)と揶揄されとか。
しかし、信頼性の高いエンジンや日本のデコボコ道を想定した頑強なフレームや脚回りが功を奏し、次第に米国でも受け入れられていったという
(73900)
ダットサン 1200トラック(320型)
上の次、5代目ダットラ(320型)で1961(昭和36)年に発売。
210型系セダンから発展、全面改良した310型セダンは、'59年に改名し ↓ 初代「ブルーバード」となって先に登場。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
その310とパワートレインやシャーシの多くを共有する本ダットサン320は、ブルーバード風のフロントマスクと広い室内が特徴で、
『ブルーバード・ムードのニュースタイル』の宣伝コピーで、洗練された乗用車ライクな商用車をアピール。
また、エンジンは1200ccに格上げされ、トラックでありながらトーションバー式の独立懸架サスペンションを採用するなど
走行性能、特に乗り心地が向上した(昔風の言い方だと「クッションが良くなった」)。
画像で、おそらく上段中央の青車が'61年8月登場時の初期型。その後小変更を受けるが
反時計回りで、上の赤車が'62年10月からの中期Ⅰ型(グリルのパターンが変わっている)
下の赤が'63年9月からの中期Ⅱ型(ウインカーがグリルに取り込まれる)
大きなクリーム色が'64年9月からの後期型(ウインカーが異形になり笑ったようなグリル形状へ)と思われる。
(赤いお尻は、中期Ⅰ型)
ダットラブランドは当時、国内では盤石で、この320あたりから海外でも評判が上がってきた様子。
並んでる画像車は全て海外の残存物件で、輸出の左ハンドル仕様は日産の慣例で型式にレフトを表す「L」が付き、「L320」達である。
(74159)
上の次、5代目ダットラ(320型)で1961(昭和36)年に発売。
210型系セダンから発展、全面改良した310型セダンは、'59年に改名し ↓ 初代「ブルーバード」となって先に登場。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
その310とパワートレインやシャーシの多くを共有する本ダットサン320は、ブルーバード風のフロントマスクと広い室内が特徴で、
『ブルーバード・ムードのニュースタイル』の宣伝コピーで、洗練された乗用車ライクな商用車をアピール。
また、エンジンは1200ccに格上げされ、トラックでありながらトーションバー式の独立懸架サスペンションを採用するなど
走行性能、特に乗り心地が向上した(昔風の言い方だと「クッションが良くなった」)。
画像で、おそらく上段中央の青車が'61年8月登場時の初期型。その後小変更を受けるが
反時計回りで、上の赤車が'62年10月からの中期Ⅰ型(グリルのパターンが変わっている)
下の赤が'63年9月からの中期Ⅱ型(ウインカーがグリルに取り込まれる)
大きなクリーム色が'64年9月からの後期型(ウインカーが異形になり笑ったようなグリル形状へ)と思われる。
(赤いお尻は、中期Ⅰ型)
ダットラブランドは当時、国内では盤石で、この320あたりから海外でも評判が上がってきた様子。
並んでる画像車は全て海外の残存物件で、輸出の左ハンドル仕様は日産の慣例で型式にレフトを表す「L」が付き、「L320」達である。
(74159)
同上のダットサン1200で、こちらはライトバン(V320型)
320登場の'60年代初頭、日本のモータリーゼーションを牽引したのは乗用車ではなく商用車
当時ユーザーの主流はサラリーマンではなく、自身で商店や工場を経営する自営業者で、
彼らはオート3輪から4輪商業車へと乗り替えたたものの2台目の乗用車はまだまだと、必需品の商用車が主役
なので、業務利用が中心なのだが、家族での利用も考慮された貨客兼用で、
汚れを考えたらあり得ない右上の白と青の明るいシートを採用(カタログも見たがリアシートも同じ)
テールフィンを思わせるライトも、↓ 310ブルーバードのそれ(あだ名:柿の種)よりも 全然ゴージャスで、
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250324.jp...
>>689初代セドリック・バンにそっくり。(よく見ると微妙に違う:310ブルも中後期はテールが320バン似へ)
また、ホイールベースと全長が2470/4145mmとブルーバード(=それぞれ-190/-230mm)よりひと回り大柄だった事もあり、
乗用ブルより立派な車という雰囲気があった
画像は、白車が日産保管の中期Ⅱ型で、右上青車は220万円の中古物件で初期型。
左のターコイズブルー車は後期型で、ドアの局番から千葉県市川市にいるようだ
尚、上>>714と同様左ハンドルはVL320なのだが、こちらは海外残存車の画像があまり無かった。
ところで、この320バンがあるので、当然310ブルにバンは無いのだが、
ブルには、320とは違う専用ボディのワゴン(WP310系)があり、それはまた追ってUPしようかなと
(74361)
320登場の'60年代初頭、日本のモータリーゼーションを牽引したのは乗用車ではなく商用車
当時ユーザーの主流はサラリーマンではなく、自身で商店や工場を経営する自営業者で、
彼らはオート3輪から4輪商業車へと乗り替えたたものの2台目の乗用車はまだまだと、必需品の商用車が主役
なので、業務利用が中心なのだが、家族での利用も考慮された貨客兼用で、
汚れを考えたらあり得ない右上の白と青の明るいシートを採用(カタログも見たがリアシートも同じ)
テールフィンを思わせるライトも、↓ 310ブルーバードのそれ(あだ名:柿の種)よりも 全然ゴージャスで、
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250324.jp...
>>689初代セドリック・バンにそっくり。(よく見ると微妙に違う:310ブルも中後期はテールが320バン似へ)
また、ホイールベースと全長が2470/4145mmとブルーバード(=それぞれ-190/-230mm)よりひと回り大柄だった事もあり、
乗用ブルより立派な車という雰囲気があった
画像は、白車が日産保管の中期Ⅱ型で、右上青車は220万円の中古物件で初期型。
左のターコイズブルー車は後期型で、ドアの局番から千葉県市川市にいるようだ
尚、上>>714と同様左ハンドルはVL320なのだが、こちらは海外残存車の画像があまり無かった。
ところで、この320バンがあるので、当然310ブルにバンは無いのだが、
ブルには、320とは違う専用ボディのワゴン(WP310系)があり、それはまた追ってUPしようかなと
(74361)
同上のダットサン1200で、こちらはピックアップ(U320型)
>>713の先代と同じくダブルキャブをピックアップと呼称しており、320トラックに対してこっちはU320ピックアップ
(左ハンドルはUL320)
左上がカタログからの抜粋で、右下は日本で残存する中期Ⅰ型。その他の2枚は2021年12月に撮影された海外の中期Ⅱ型
カタログの右側には、>>709コロナラインと同じ「背もたれが、ななめ内側にねじれるように倒せる」様子が示されており
もしかしたら、当時の後席付き2ドア車は皆この構造で、上V320バンも同じかも
(背もたれを片側だけで保持するカンチレバー的な構造に見える)
また、後席の側壁にフタ付きのポケットがあり、「ジュースが5本入るジュースボックス」と書かれ、「乗用車と同様の楽しさが味わえます」とも
(画像は4Kサイズなので、細かな文字も読める解像度)
更に、シートも上バンの白×青とは別に、白×オレンジやグリーンという、こちらもオシャレな明るい色調を用意していたようだ
尚、カタログで上のカラーは海外で英語表記の冊子からで、その下の白黒+黄色は国内の冊子から。
保存状態の違いはあるだろうが、海外物の方が圧倒的に美しい装丁で、たぶん印刷技術に長けた現地で制作したと思われ
この辺も、昭和30年代にはあった日本と海外の差が見て取れて面白い
因みに、U320は国内および海外でも画像は少なく、右下の中古物件では
「超希少車 二度と出ないかも 5名乗り Wピック U320」と、マニアを大いに惑わせるコピーが記されていた
(74585)
>>713の先代と同じくダブルキャブをピックアップと呼称しており、320トラックに対してこっちはU320ピックアップ
(左ハンドルはUL320)
左上がカタログからの抜粋で、右下は日本で残存する中期Ⅰ型。その他の2枚は2021年12月に撮影された海外の中期Ⅱ型
カタログの右側には、>>709コロナラインと同じ「背もたれが、ななめ内側にねじれるように倒せる」様子が示されており
もしかしたら、当時の後席付き2ドア車は皆この構造で、上V320バンも同じかも
(背もたれを片側だけで保持するカンチレバー的な構造に見える)
また、後席の側壁にフタ付きのポケットがあり、「ジュースが5本入るジュースボックス」と書かれ、「乗用車と同様の楽しさが味わえます」とも
(画像は4Kサイズなので、細かな文字も読める解像度)
更に、シートも上バンの白×青とは別に、白×オレンジやグリーンという、こちらもオシャレな明るい色調を用意していたようだ
尚、カタログで上のカラーは海外で英語表記の冊子からで、その下の白黒+黄色は国内の冊子から。
保存状態の違いはあるだろうが、海外物の方が圧倒的に美しい装丁で、たぶん印刷技術に長けた現地で制作したと思われ
この辺も、昭和30年代にはあった日本と海外の差が見て取れて面白い
因みに、U320は国内および海外でも画像は少なく、右下の中古物件では
「超希少車 二度と出ないかも 5名乗り Wピック U320」と、マニアを大いに惑わせるコピーが記されていた
(74585)
同上のダットサン1200で、こちらはピックアップ・シングルシート(N320型)
先代220型(>>713)には無かった新しい仕様で、上Wピックのシングルシート(前席のみ)版。
>>714の320トラックに近い物なのだが、上>>716と同様にボディ前半の側面が荷台側にも連続しているのがミソ。
画像には無いが、「美しい商品をスマートに運ぶ乗用車ムードの新デザイン」という国内の宣伝コピー。
輸出仕様のNL320では「スポーツ・ピックアップ」という名称で売られ、人気を博したらしく、
画像左上の個体は日本にいるものの、全て左ハンドルの輸出仕様NL320が並んでいる。
(左上は中期Ⅰ型、左下は中期Ⅱ型、右上は後期型、水色車は初期型で、下中央の個体は>>714にフロントビューがある)
〔320トラックの初期型が見つからなかったので、N320で代用した為〕
ところが人気があったのに、このスポーツ・ピックアップは次代520型で無くなってしまうのだが、
名前を変え ↓ サニートラックへと引き継がれ、そちらで人気も継承。本N320型は、お洒落でスポーティな小型トラックの始祖となった。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/35...
(N320型は1965年までで、1967年に初代サニトラB20型が登場)
尚、5K近い画像なので、上段中央の小さいカタログ文字も辛うじて読める解像度となっている。
(74876)
先代220型(>>713)には無かった新しい仕様で、上Wピックのシングルシート(前席のみ)版。
>>714の320トラックに近い物なのだが、上>>716と同様にボディ前半の側面が荷台側にも連続しているのがミソ。
画像には無いが、「美しい商品をスマートに運ぶ乗用車ムードの新デザイン」という国内の宣伝コピー。
輸出仕様のNL320では「スポーツ・ピックアップ」という名称で売られ、人気を博したらしく、
画像左上の個体は日本にいるものの、全て左ハンドルの輸出仕様NL320が並んでいる。
(左上は中期Ⅰ型、左下は中期Ⅱ型、右上は後期型、水色車は初期型で、下中央の個体は>>714にフロントビューがある)
〔320トラックの初期型が見つからなかったので、N320で代用した為〕
ところが人気があったのに、このスポーツ・ピックアップは次代520型で無くなってしまうのだが、
名前を変え ↓ サニートラックへと引き継がれ、そちらで人気も継承。本N320型は、お洒落でスポーティな小型トラックの始祖となった。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/35...
(N320型は1965年までで、1967年に初代サニトラB20型が登場)
尚、5K近い画像なので、上段中央の小さいカタログ文字も辛うじて読める解像度となっている。
(74876)
ダットサン 初代ブルーバード(P310とP311)
予告のWP310系ワゴンの前に、初代ブルP310系のおさらい
車名はメーテルリンクの童話で世界が求めている希望の「青い鳥」から
デザインは英国車風が基本のトラッドな雰囲気で
これが中庸の安心感と適度な高級感を生み、人気に
初代ブルは、初期型P310、中期P311、後期P312とあり、画像はP310とP311
(左2枚とテールランプのアップが310で、その他は311)
P310:1959年7月発売
・基本骨格:セミモノコック式ボディと低床ラダーフレームの組み合わせ
・フロントサス:独立懸架ダブルウィッシュボーン/コイル
・フロントブレーキ:国産車初採用のユニサーボ
・エンジン:ダットサン210と同じC型988cc、34psと、輸出を睨んで新開発したE型1189cc、43psの2タイプ
以上はダットラ320系と多くを共有する
P311型 '60年10月マイナーC
・エンジン:出力UP(1000:34→45ps/1200:43→55ps)
・トランスミッション:フルシンクロメッシュ化(国産車で初採用)
これにより煩わしいダブルクラッチ操作から解放
310と311の識別点
・フロント:たぶん同じだが、311のフロントには新技術フルシンクロの「full」バッジが付く
・リア:初代ブルのあだ名「柿の種」ランプは似るが、311では外周リングが深くなりレンズ下部に円形リフレクター追加
尚、310に7カ月遅れて登場の宿敵コロナ(RT20系>>709のセダン)は主に耐久性不足が露呈し
タクシー用車として失格扱い、それが自家用販売にも影響、310ブルを超えられず
(75173)
予告のWP310系ワゴンの前に、初代ブルP310系のおさらい
車名はメーテルリンクの童話で世界が求めている希望の「青い鳥」から
デザインは英国車風が基本のトラッドな雰囲気で
これが中庸の安心感と適度な高級感を生み、人気に
初代ブルは、初期型P310、中期P311、後期P312とあり、画像はP310とP311
(左2枚とテールランプのアップが310で、その他は311)
P310:1959年7月発売
・基本骨格:セミモノコック式ボディと低床ラダーフレームの組み合わせ
・フロントサス:独立懸架ダブルウィッシュボーン/コイル
・フロントブレーキ:国産車初採用のユニサーボ
・エンジン:ダットサン210と同じC型988cc、34psと、輸出を睨んで新開発したE型1189cc、43psの2タイプ
以上はダットラ320系と多くを共有する
P311型 '60年10月マイナーC
・エンジン:出力UP(1000:34→45ps/1200:43→55ps)
・トランスミッション:フルシンクロメッシュ化(国産車で初採用)
これにより煩わしいダブルクラッチ操作から解放
310と311の識別点
・フロント:たぶん同じだが、311のフロントには新技術フルシンクロの「full」バッジが付く
・リア:初代ブルのあだ名「柿の種」ランプは似るが、311では外周リングが深くなりレンズ下部に円形リフレクター追加
尚、310に7カ月遅れて登場の宿敵コロナ(RT20系>>709のセダン)は主に耐久性不足が露呈し
タクシー用車として失格扱い、それが自家用販売にも影響、310ブルを超えられず
(75173)
初代ブルーバード 後期P312型
P312は2期あり、ここでは前期をⅠ型、後期をⅡ型とする
画像は、ノルウェー国旗付の赤がⅠ型で、オランダの青と豪州の白黒リアアップがⅡ型
P312-Ⅰ型 1961年8月 マイナーC
・フロントグリル:幅をフラッシャーまで拡大
・リア廻り:ランプ大型化とフェンダー刷新
・インパネ:全体に浅い庇を設け、近代的に
(61年10月 日産初の乗用車用「追浜工場」操業開始。量産体制が一気に拡大)
発売から2年あまりで約8万台生産。国産車の新記録を達成
P312-Ⅱ型 62年9月 年度恒例マイナーC
・内外装の意匠変更
・前輪スタビライザーの修正、その他
62年12月 前席セパレート仕様を上級グレードに設定
4年間で初代ブルの生産数は約21万台。その内3万2000台程を輸出
当時、一車種の台数としては新記録だった
Ⅰ型とⅡ型の識別点
・フロント:横桟がⅠ型は縦に等ピッチで並ぶ、Ⅱ型は不等ピッチ
グリル上部のピラー本数:Ⅰ型5本、Ⅱ型9本
・リアランプ:Ⅰ型は橙色が上、円形リフレクター内包
Ⅱ型は橙色が下、メッキ装飾増加、リフレクター別体化
(以前の ↓ これはP312-Ⅰ型と判明)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
尚、>>715で310ブルよりV320バンのテールの方が立派と記したが、
320シリーズの登場は61年8月で、ランプを大型化したブルP312-Ⅰ型と同時であった
(画像は右上のカタログ文字も読める解像度)
(75472)
P312は2期あり、ここでは前期をⅠ型、後期をⅡ型とする
画像は、ノルウェー国旗付の赤がⅠ型で、オランダの青と豪州の白黒リアアップがⅡ型
P312-Ⅰ型 1961年8月 マイナーC
・フロントグリル:幅をフラッシャーまで拡大
・リア廻り:ランプ大型化とフェンダー刷新
・インパネ:全体に浅い庇を設け、近代的に
(61年10月 日産初の乗用車用「追浜工場」操業開始。量産体制が一気に拡大)
発売から2年あまりで約8万台生産。国産車の新記録を達成
P312-Ⅱ型 62年9月 年度恒例マイナーC
・内外装の意匠変更
・前輪スタビライザーの修正、その他
62年12月 前席セパレート仕様を上級グレードに設定
4年間で初代ブルの生産数は約21万台。その内3万2000台程を輸出
当時、一車種の台数としては新記録だった
Ⅰ型とⅡ型の識別点
・フロント:横桟がⅠ型は縦に等ピッチで並ぶ、Ⅱ型は不等ピッチ
グリル上部のピラー本数:Ⅰ型5本、Ⅱ型9本
・リアランプ:Ⅰ型は橙色が上、円形リフレクター内包
Ⅱ型は橙色が下、メッキ装飾増加、リフレクター別体化
(以前の ↓ これはP312-Ⅰ型と判明)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
尚、>>715で310ブルよりV320バンのテールの方が立派と記したが、
320シリーズの登場は61年8月で、ランプを大型化したブルP312-Ⅰ型と同時であった
(画像は右上のカタログ文字も読める解像度)
(75472)
同上 ファンシーデラックス仕様
日本初の女性仕様車(カタログには世界初の表記も)「ファンシーDX」は、61年2月 P311の途中で追加リリース
日本のメーカーが得意とし、やがて世界中の標準になっていく数々の「あったら便利な装備」開発の先駆け
ファンシーDXの専用装備
・化粧専用ランプ
・サンバイザー兼用化粧品入れ
・ハイヒールスタンド
・取り外して持ち歩けるバッグ
・買物メモなどを挟むメモクリップ
・マガジンラック付テーブル
・オルゴール音ウインカー
・日本初ピンクのカラータイヤ
・一輪ざし
・傘立て、など
その数40点近く
助手席前にコンセントがあり「彼のひげそり用に」という謳い文句も(笑)
「化粧専用ランプ」は、サンバイザー上部のランプで、ウナ丼氏のユーチューブなら、「100点」満点
画像は、右の3人娘と上段一列がP311
中央付近がP312-Ⅰ、下段の現存車3台がP312-Ⅱ(黄色は日産保管車。現車発見は312-Ⅱのみ)
初リリース時のプレス資料には
「ボディ塗装は、レモンクリーム系とピンク系の2種類を用意」とあるが
中央の312-Ⅰだけピンク色の塗装範囲が異なり
312-Ⅱでは緑っぽい色も追加されている(もしかしたら312-Ⅰから?)
尚、左端でラケットを持つのは吉永小百合さん。約60年前から今も企業イメージガールを務めてるのが驚異的!
また「~されてますからすてきです」などと「昭和な表現」も散見され面白いので
暇つぶしに読むのも一興かと(文字は全て読める解像度)
(75790)
日本初の女性仕様車(カタログには世界初の表記も)「ファンシーDX」は、61年2月 P311の途中で追加リリース
日本のメーカーが得意とし、やがて世界中の標準になっていく数々の「あったら便利な装備」開発の先駆け
ファンシーDXの専用装備
・化粧専用ランプ
・サンバイザー兼用化粧品入れ
・ハイヒールスタンド
・取り外して持ち歩けるバッグ
・買物メモなどを挟むメモクリップ
・マガジンラック付テーブル
・オルゴール音ウインカー
・日本初ピンクのカラータイヤ
・一輪ざし
・傘立て、など
その数40点近く
助手席前にコンセントがあり「彼のひげそり用に」という謳い文句も(笑)
「化粧専用ランプ」は、サンバイザー上部のランプで、ウナ丼氏のユーチューブなら、「100点」満点
画像は、右の3人娘と上段一列がP311
中央付近がP312-Ⅰ、下段の現存車3台がP312-Ⅱ(黄色は日産保管車。現車発見は312-Ⅱのみ)
初リリース時のプレス資料には
「ボディ塗装は、レモンクリーム系とピンク系の2種類を用意」とあるが
中央の312-Ⅰだけピンク色の塗装範囲が異なり
312-Ⅱでは緑っぽい色も追加されている(もしかしたら312-Ⅰから?)
尚、左端でラケットを持つのは吉永小百合さん。約60年前から今も企業イメージガールを務めてるのが驚異的!
また「~されてますからすてきです」などと「昭和な表現」も散見され面白いので
暇つぶしに読むのも一興かと(文字は全て読める解像度)
(75790)
同上 エステートワゴン
セダン>>718登場の翌年(昭和35年)に加わったワゴンで、国産初の乗用ワゴン。
兄貴分の「セドリック」など、以後の国産ワゴンのほとんどが商用バンとボディーを共用していたのに対して
これはワゴン専用ボディーだった。
(遅れて登場のV320>>715はホイールベースなど車体が少し大きく、これを2ドア化して出来た物ではない)
基本的にセダン同様に変遷し、右上が最初のWP310(WはたぶんワゴンのW)
隣の赤がWP311(カリフォルニア州ナンバーの左ハンなので、WPL311)
その左がWP312のⅠ型で、最初はテールランプが「柿の種」のままと、セダンと違っていたが
途中から橙色が上にあるランプに変更。
そして左下がWP312-Ⅱ(走行中写真は豪州の車)リアゲートはV320と同様に上下に開く方式
それと同色の大きな右下と左上はオランダで、フロントはWP312-Ⅰ型だがリアはⅡ型
上段の薄い緑っぽい車は日本の残存車で、61年式のWP312との事。
テールが柿の種なのでWP312-Ⅰの初期タイプかと思うが、フロントはⅡ型となっている。
そしてシングルナンバーなので、かなり長い間大事に乗られているのだろう。
「4ドアですから大変に使いやすく便利です。ルームのデザインやアクセサリーも
ブルーバード1200デラックスの豪華さをそのままいかしていますから、すばらしい居住性がえられます。
ビジネスに、そして楽しいドライブ用品をいっぱい積んでレジャーに、エステートワゴンは高級乗用車として楽しく便利にお使いいただけます」
(76238)
セダン>>718登場の翌年(昭和35年)に加わったワゴンで、国産初の乗用ワゴン。
兄貴分の「セドリック」など、以後の国産ワゴンのほとんどが商用バンとボディーを共用していたのに対して
これはワゴン専用ボディーだった。
(遅れて登場のV320>>715はホイールベースなど車体が少し大きく、これを2ドア化して出来た物ではない)
基本的にセダン同様に変遷し、右上が最初のWP310(WはたぶんワゴンのW)
隣の赤がWP311(カリフォルニア州ナンバーの左ハンなので、WPL311)
その左がWP312のⅠ型で、最初はテールランプが「柿の種」のままと、セダンと違っていたが
途中から橙色が上にあるランプに変更。
そして左下がWP312-Ⅱ(走行中写真は豪州の車)リアゲートはV320と同様に上下に開く方式
それと同色の大きな右下と左上はオランダで、フロントはWP312-Ⅰ型だがリアはⅡ型
上段の薄い緑っぽい車は日本の残存車で、61年式のWP312との事。
テールが柿の種なのでWP312-Ⅰの初期タイプかと思うが、フロントはⅡ型となっている。
そしてシングルナンバーなので、かなり長い間大事に乗られているのだろう。
「4ドアですから大変に使いやすく便利です。ルームのデザインやアクセサリーも
ブルーバード1200デラックスの豪華さをそのままいかしていますから、すばらしい居住性がえられます。
ビジネスに、そして楽しいドライブ用品をいっぱい積んでレジャーに、エステートワゴンは高級乗用車として楽しく便利にお使いいただけます」
(76238)
2トーンカラーの初代ブルーバード
先日削除されたスレに「2トーンカラーが似合う車」というのがあったが、
初代ブルの画像を集めてみると2トーン車が非常に多いのが分かった
画像左上のパステル系が、おそらくファンシーデラックス(P312-ⅠとⅡ)で、中央最上段がP310とP311、
その下のワゴンがWPL312-ⅠとWP312-Ⅱ、その他はP312-Ⅱ
この他にも、ファンシーDXで既出の車体下側がピンクのタイプや、
同じく既出>>721ワゴンのライトブルーと白もあり、とても多彩だった模様
ただ、ファンシーDX以外は地味系の2トーンが多かったと思われ、例外は大きい赤車と同色ワゴン。
赤セダンはカリフォルニア州ナンバーの左ハンWPL312-Ⅱで、ドアサッシ廻りの差し赤はカスタムであり再塗装かと思うが、
ワゴンの海外カタログ写真も同じ色なので、鮮やかな赤は実際に存在したカラーリングだろう。
そして、もしかしたらワゴンの鮮やかなブルーと共に輸出専用色だったかも
因みに、左下の緑っぽいのはニューサウスウェールズ州ナンバーで豪州だが、その他で赤以外はたぶん全て国内
2トーンの採用は、初代ブルが1959年発売なので、おそらく50年代アメ車の流行を取り入れたのかと思うが、
マシンで自動に行う現代と違って、マスキングなど手作業だった塗装工程は手間が掛かったはずで、
日産が初代ブルーバードに対し、如何に力を注いでいたかが見て取れるかと
(76758)
先日削除されたスレに「2トーンカラーが似合う車」というのがあったが、
初代ブルの画像を集めてみると2トーン車が非常に多いのが分かった
画像左上のパステル系が、おそらくファンシーデラックス(P312-ⅠとⅡ)で、中央最上段がP310とP311、
その下のワゴンがWPL312-ⅠとWP312-Ⅱ、その他はP312-Ⅱ
この他にも、ファンシーDXで既出の車体下側がピンクのタイプや、
同じく既出>>721ワゴンのライトブルーと白もあり、とても多彩だった模様
ただ、ファンシーDX以外は地味系の2トーンが多かったと思われ、例外は大きい赤車と同色ワゴン。
赤セダンはカリフォルニア州ナンバーの左ハンWPL312-Ⅱで、ドアサッシ廻りの差し赤はカスタムであり再塗装かと思うが、
ワゴンの海外カタログ写真も同じ色なので、鮮やかな赤は実際に存在したカラーリングだろう。
そして、もしかしたらワゴンの鮮やかなブルーと共に輸出専用色だったかも
因みに、左下の緑っぽいのはニューサウスウェールズ州ナンバーで豪州だが、その他で赤以外はたぶん全て国内
2トーンの採用は、初代ブルが1959年発売なので、おそらく50年代アメ車の流行を取り入れたのかと思うが、
マシンで自動に行う現代と違って、マスキングなど手作業だった塗装工程は手間が掛かったはずで、
日産が初代ブルーバードに対し、如何に力を注いでいたかが見て取れるかと
(76758)
>>713と同じダットサントラック U220型(一部U320)
昭和30年代前半のU220が旧車ミーティングで人気なのか、とても高解像度な画像を入手したので再掲(5K程ある解像度)
左下の大きい画像は ↓ ここでパレードしてる様子らしい
https://www.google.com/maps/@35.2240069,138.6126623,3...
静岡県富士宮市の本町通りで、後方で見切れているのは>>688と同じ初代セドリックの31型後期タイプかと。
尚、右の白黒写真は「kazuhiro_coffee_photo_music」氏のツイートより拝借
「NHKで放送された “さがせ!幻の絶版車”
うちの店も昭和30年代に4人乗りのピックアップトラックを乗り継いでたみたいです。」
にあった4枚で
「なぜ10年も経たずに4人乗りのピックアップトラックを次々と乗り換えたのか?
祖父は数十年前に亡くなってますから知る由もありません。」・・・とか。
上からU220系で2種。中段左側はウインカーがヘッドライトの下に移ったU221かな
その右は>>716には無いU320の後期型。一番下はそれと同じか、U320の中期Ⅱ型以降かと
注目は最上段の一番古い型で、フェンダーの上部にウインカーがあるU220系と思うが
フェンダーやルーフなどドアから後ろの形が左カラーのU220とは大分違っている。
自分は初めて見る形で、どういう仕様かなどとても興味深い。
(77323)
昭和30年代前半のU220が旧車ミーティングで人気なのか、とても高解像度な画像を入手したので再掲(5K程ある解像度)
左下の大きい画像は ↓ ここでパレードしてる様子らしい
https://www.google.com/maps/@35.2240069,138.6126623,3...
静岡県富士宮市の本町通りで、後方で見切れているのは>>688と同じ初代セドリックの31型後期タイプかと。
尚、右の白黒写真は「kazuhiro_coffee_photo_music」氏のツイートより拝借
「NHKで放送された “さがせ!幻の絶版車”
うちの店も昭和30年代に4人乗りのピックアップトラックを乗り継いでたみたいです。」
にあった4枚で
「なぜ10年も経たずに4人乗りのピックアップトラックを次々と乗り換えたのか?
祖父は数十年前に亡くなってますから知る由もありません。」・・・とか。
上からU220系で2種。中段左側はウインカーがヘッドライトの下に移ったU221かな
その右は>>716には無いU320の後期型。一番下はそれと同じか、U320の中期Ⅱ型以降かと
注目は最上段の一番古い型で、フェンダーの上部にウインカーがあるU220系と思うが
フェンダーやルーフなどドアから後ろの形が左カラーのU220とは大分違っている。
自分は初めて見る形で、どういう仕様かなどとても興味深い。
(77323)
ダットサン 2代目ブルーバード(P410初期)
←の縮小ナシ画像→http://bbs63.meiwasuisan.com/img/arms/12733347290007.jp...(文字が読める解像度)
1963(昭和38)年9月に2代目にフルチェンジ
P312と基本同じ1000と1200ccエンジンだが、ボディを日産初のフルモノコック化
(日本初は'58年のスバル360)
この為、共通部分も多かったダットサントラックとは離別
(ブルとダットラの兄弟性廃止。410ブルに対する420ダットラは無い)
先代より全長と輪距が約100mm長く大型化したが、モノコック構造化で車重はほぼ同一
最大の特徴はピニンファリーナによるデザイン
フロントはフラットデッキスタイルのライトとグリルが横1列に並ぶ最新スタイルとなり
丸みはあるが太いCピラーと相まって彫刻的で力強いデザインへ。鍵穴状のテールランプも個性的に
しかし、この独特過ぎるデザインが評価として逆に作用
特にサイドのラインと共に後方で下降する「尻下がり」が不評で
これが410系ブルを最後まで苦しませる事に
尚、2代目にはP410とP411があり、以降に変遷を並べる予定
本画像は最初のP410で、右のカタログも登場時に提供されたもの
「ステヤリングホイール」など表現に昭和感が
グリルは格子の模様が独特で、右下の拡大写真を見ると
横桟のコの字の押し出し材を縦6本の柱に溶接して組み合わせている
たぶんサプライヤーの職人による手作業と思われ、昭和時代の町工場の仕事が見えてくるよう
横桟は大きく湾曲してるので、大量に作りつつの精度出しが大変そうだ
(78857)
←の縮小ナシ画像→http://bbs63.meiwasuisan.com/img/arms/12733347290007.jp...(文字が読める解像度)
1963(昭和38)年9月に2代目にフルチェンジ
P312と基本同じ1000と1200ccエンジンだが、ボディを日産初のフルモノコック化
(日本初は'58年のスバル360)
この為、共通部分も多かったダットサントラックとは離別
(ブルとダットラの兄弟性廃止。410ブルに対する420ダットラは無い)
先代より全長と輪距が約100mm長く大型化したが、モノコック構造化で車重はほぼ同一
最大の特徴はピニンファリーナによるデザイン
フロントはフラットデッキスタイルのライトとグリルが横1列に並ぶ最新スタイルとなり
丸みはあるが太いCピラーと相まって彫刻的で力強いデザインへ。鍵穴状のテールランプも個性的に
しかし、この独特過ぎるデザインが評価として逆に作用
特にサイドのラインと共に後方で下降する「尻下がり」が不評で
これが410系ブルを最後まで苦しませる事に
尚、2代目にはP410とP411があり、以降に変遷を並べる予定
本画像は最初のP410で、右のカタログも登場時に提供されたもの
「ステヤリングホイール」など表現に昭和感が
グリルは格子の模様が独特で、右下の拡大写真を見ると
横桟のコの字の押し出し材を縦6本の柱に溶接して組み合わせている
たぶんサプライヤーの職人による手作業と思われ、昭和時代の町工場の仕事が見えてくるよう
横桟は大きく湾曲してるので、大量に作りつつの精度出しが大変そうだ
(78857)
ダットサン 2代目ブルーバード(P410後期)
>>724から1年後、1964年(昭和39年)9月7日 マイナーチェンジ
年次フェイスリフトのいわゆる外装パーツの小変更だったようで、主にフロントグリルに集中。
初期型で溶接等手の込んだ作りだった中央のグリルを 板金の打ち抜き製法とし
より繊細な造形に見せると共に、生産工程の省力化を図っている。(ヘッドライト周囲の穴に見える部分は塗分けてる)
リアはほぼ変化ナシと思えるが、>>724には見当たらない後退灯がバンパー右側の上に追加されている。
画像の左下はカタログからで、その上は日産が公式に配布している画像の1200デラックス。
(1200cc 直列4気筒OHV 55馬力のエンジンを搭載)
その他の現存車は広島県の福山自動車時計博物館が所蔵する1200デラックスで、
同館は「去り行く“ブルーバード”を偲び」と前身の110型系から310系、410系、510系と多数のブルをコレクションしている。
(81496)
>>724から1年後、1964年(昭和39年)9月7日 マイナーチェンジ
年次フェイスリフトのいわゆる外装パーツの小変更だったようで、主にフロントグリルに集中。
初期型で溶接等手の込んだ作りだった中央のグリルを 板金の打ち抜き製法とし
より繊細な造形に見せると共に、生産工程の省力化を図っている。(ヘッドライト周囲の穴に見える部分は塗分けてる)
リアはほぼ変化ナシと思えるが、>>724には見当たらない後退灯がバンパー右側の上に追加されている。
画像の左下はカタログからで、その上は日産が公式に配布している画像の1200デラックス。
(1200cc 直列4気筒OHV 55馬力のエンジンを搭載)
その他の現存車は広島県の福山自動車時計博物館が所蔵する1200デラックスで、
同館は「去り行く“ブルーバード”を偲び」と前身の110型系から310系、410系、510系と多数のブルをコレクションしている。
(81496)
ダットサン 2代目ブルーバード(P411前期)
>>725から8カ月後、1965年(昭和40年)5月14日 マイナーチェンジ
1200はエンジンを100ccアップの1300ccに(E1型エンジンをJ1型,62馬力エンジンに換装)し、型式をP411に変更。
これはライバルの ↓ RT40系「アローライン」コロナが1500ccで、それに販売台数で追い付かれた事への対応。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/5...
画像の大きい左と右上背面はトヨタ博物館が所蔵するP411で、おそらくオリジナルに近い状態だと思うが、
>>725左の日産公式画像やカタログのP410後期と外観上の差異が見当たらない事から
おそらくテールに付く「Bluebird 1300」エンブレムの違いだけだったと思われ。
(福山博物館の個体はバンパーに付くオーバーライダーの形状が違うが、これはP410前期のが付いているのかと…)
後の411後期型ではデザインが変わるものの「410がこれで411はこう」と一概に違いを言いにくいのがマニア泣かせな2代目ブルである。
(81551)
>>725から8カ月後、1965年(昭和40年)5月14日 マイナーチェンジ
1200はエンジンを100ccアップの1300ccに(E1型エンジンをJ1型,62馬力エンジンに換装)し、型式をP411に変更。
これはライバルの ↓ RT40系「アローライン」コロナが1500ccで、それに販売台数で追い付かれた事への対応。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/5...
画像の大きい左と右上背面はトヨタ博物館が所蔵するP411で、おそらくオリジナルに近い状態だと思うが、
>>725左の日産公式画像やカタログのP410後期と外観上の差異が見当たらない事から
おそらくテールに付く「Bluebird 1300」エンブレムの違いだけだったと思われ。
(福山博物館の個体はバンパーに付くオーバーライダーの形状が違うが、これはP410前期のが付いているのかと…)
後の411後期型ではデザインが変わるものの「410がこれで411はこう」と一概に違いを言いにくいのがマニア泣かせな2代目ブルである。
(81551)
ダットサン 2代目ブルーバード(P411後期)
>>726から11カ月後、1966年(昭和41年)4月20日、ビッグマイナーチェンジ
410系の最終型で、評判が良くなかった尻下がりのリア廻りを中心に大幅に修正。
テールライトやバンパー、トランク開口の高さを上げ、ドアから後ろのリアフェンダーやトランクリッドの形状も刷新。
テールライトは特徴的だった鍵穴形状を改め、シンプルな形状(悪く言えば平凡な形)にスイッチ。
また先代310→312系の流れとは逆に、方向指示のオレンジ色を廃止し赤1色へ
(ただし別体だった後退灯をコンビネーションに入れたので赤白)
フロントは先にデビューした ↓ 初代プレジデントに通じる横線を基調としたシンプルなデザインに変更。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/15...
尚、グリルには縦線もあるが、それは横線より奥まって配置され、前期型の板金では表現不可能な形状で
金属なら鋳造、もしくは後に一般化するインジェクション樹脂で出来ていると思われ。
ライバルRT40系コロナには1965年1月に販売台数で抜かれており、
それを巻き返さんとする410系デビューから2年7ヶ月後に発した苦悩の最終型であった。
因みに画像の右上は日本だが、左上は英国のマンチェスターで、下の綺麗な現存車はスイス・ベルン州のブライエンバッハにいる。
(81631)
>>726から11カ月後、1966年(昭和41年)4月20日、ビッグマイナーチェンジ
410系の最終型で、評判が良くなかった尻下がりのリア廻りを中心に大幅に修正。
テールライトやバンパー、トランク開口の高さを上げ、ドアから後ろのリアフェンダーやトランクリッドの形状も刷新。
テールライトは特徴的だった鍵穴形状を改め、シンプルな形状(悪く言えば平凡な形)にスイッチ。
また先代310→312系の流れとは逆に、方向指示のオレンジ色を廃止し赤1色へ
(ただし別体だった後退灯をコンビネーションに入れたので赤白)
フロントは先にデビューした ↓ 初代プレジデントに通じる横線を基調としたシンプルなデザインに変更。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/15...
尚、グリルには縦線もあるが、それは横線より奥まって配置され、前期型の板金では表現不可能な形状で
金属なら鋳造、もしくは後に一般化するインジェクション樹脂で出来ていると思われ。
ライバルRT40系コロナには1965年1月に販売台数で抜かれており、
それを巻き返さんとする410系デビューから2年7ヶ月後に発した苦悩の最終型であった。
因みに画像の右上は日本だが、左上は英国のマンチェスターで、下の綺麗な現存車はスイス・ベルン州のブライエンバッハにいる。
(81631)
P411後期とそれ以前(410や411前期)の比較
「テールライトやバンパー、トランク開口の高さは上がってるけど、それ以外(ボディ形状)は本当に違うのか?」
との疑問が湧いたので、比較してみた。
一番分かりやすいのが斜め後ろのアングルで、411後期以前はサイドのプレスラインがドアから後ろもカーブしながら下がっているのに対し、
後期はドアから後ろが直線的になり、上面(トランク面)もそれに合わせる形で、後端は上に少し上がっている。
ただ、とても微妙なのは確かで、これはドアを前期と共通にした事で、ドア部で既に下降し始めているラインをこれ以上は上げられなかったのかと。
(ピニンファリーナのデザインを修正するにあたって、少し躊躇があったかも・・・)
結局ビッグマイナーチェンジと言っても、テールライト以外が素人には分かりにくて「尻下がり」のイメージを払拭できず
411のコロナに対する劣勢を挽回するには至らなかった。
因みに後期リアバンパーの側面下には、前期には無かった取り付けボルトが顔を出しており、
試行錯誤の上、製品化の直前で「いや、バンパーの高さをもっと上げよう」と修正が入っていたのかも・・・
「テールライトやバンパー、トランク開口の高さは上がってるけど、それ以外(ボディ形状)は本当に違うのか?」
との疑問が湧いたので、比較してみた。
一番分かりやすいのが斜め後ろのアングルで、411後期以前はサイドのプレスラインがドアから後ろもカーブしながら下がっているのに対し、
後期はドアから後ろが直線的になり、上面(トランク面)もそれに合わせる形で、後端は上に少し上がっている。
ただ、とても微妙なのは確かで、これはドアを前期と共通にした事で、ドア部で既に下降し始めているラインをこれ以上は上げられなかったのかと。
(ピニンファリーナのデザインを修正するにあたって、少し躊躇があったかも・・・)
結局ビッグマイナーチェンジと言っても、テールライト以外が素人には分かりにくて「尻下がり」のイメージを払拭できず
411のコロナに対する劣勢を挽回するには至らなかった。
因みに後期リアバンパーの側面下には、前期には無かった取り付けボルトが顔を出しており、
試行錯誤の上、製品化の直前で「いや、バンパーの高さをもっと上げよう」と修正が入っていたのかも・・・
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