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ポルシェ 911R
GTレースカーとしてのホモロゲーションを取得する目的で1967年に開発された911
(24台しか製作されなかったため、ホモロゲ取得はならず)
1967年に連続走行15,000km、10,000マイル、20,000km、72時間、90時間の新記録を達成。
20,000kmの平均速度は130マイル(約208km/h)という記録で、後にレガシィなどによって次々と更新されるも
それらは過給エンジンであり、自然吸気2Lエンジンが残した記録として特別の意味があった
エンジンはノーマル911Sと基本は同じながらも、純レーシングカー ↓ 904や906用のもので、
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1398996395/27... Sで160psだった最高出力は210ps/8000回転となっている
車体で特筆すべきは徹底的な軽量化で、ドア、前後フード、バンパーをFRP化し、前窓以外を全てアクリル製に交換
三角窓とリア横窓は固定とされ、そこにはエアベント用スリットを設置
サイド窓は上下できるが、下げた窓は革バンドで固定する
メーター左端の時計は撤去され、メインキーのカバーやグローブボックスのフタ、カーペットも当然無い
その結果、車重は800kgとなり、911Sより300kg近い軽量化を果たしている
そして、以降の911ベースのレースカーの開発において重要な役割を果たすこととなり、
1973年から世界のGTカーレースを席巻する911カレラRSRの歩みはここに始まった
因みに、当時の正規輸入代理店だったミツワ自動車から1台が正規販売されてたとか
(画像は8K解像度:27321)
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