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何となく好きなクルマ画像を貼るスレ
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同上のダットサン1200で、こちらはピックアップ(U320型)
>>713の先代と同じくダブルキャブをピックアップと呼称しており、320トラックに対してこっちはU320ピックアップ
(左ハンドルはUL320)
左上がカタログからの抜粋で、右下は日本で残存する中期Ⅰ型。その他の2枚は2021年12月に撮影された海外の中期Ⅱ型
カタログの右側には、>>709コロナラインと同じ「背もたれが、ななめ内側にねじれるように倒せる」様子が示されており
もしかしたら、当時の後席付き2ドア車は皆この構造で、上V320バンも同じかも
(背もたれを片側だけで保持するカンチレバー的な構造に見える)
また、後席の側壁にフタ付きのポケットがあり、「ジュースが5本入るジュースボックス」と書かれ、「乗用車と同様の楽しさが味わえます」とも
(画像は4Kサイズなので、細かな文字も読める解像度)
更に、シートも上バンの白×青とは別に、白×オレンジやグリーンという、こちらもオシャレな明るい色調を用意していたようだ
尚、カタログで上のカラーは海外で英語表記の冊子からで、その下の白黒+黄色は国内の冊子から。
保存状態の違いはあるだろうが、海外物の方が圧倒的に美しい装丁で、たぶん印刷技術に長けた現地で制作したと思われ
この辺も、昭和30年代にはあった日本と海外の差が見て取れて面白い
因みに、U320は国内および海外でも画像は少なく、右下の中古物件では
「超希少車 二度と出ないかも 5名乗り Wピック U320」と、マニアを大いに惑わせるコピーが記されていた
(74585)
>>713の先代と同じくダブルキャブをピックアップと呼称しており、320トラックに対してこっちはU320ピックアップ
(左ハンドルはUL320)
左上がカタログからの抜粋で、右下は日本で残存する中期Ⅰ型。その他の2枚は2021年12月に撮影された海外の中期Ⅱ型
カタログの右側には、>>709コロナラインと同じ「背もたれが、ななめ内側にねじれるように倒せる」様子が示されており
もしかしたら、当時の後席付き2ドア車は皆この構造で、上V320バンも同じかも
(背もたれを片側だけで保持するカンチレバー的な構造に見える)
また、後席の側壁にフタ付きのポケットがあり、「ジュースが5本入るジュースボックス」と書かれ、「乗用車と同様の楽しさが味わえます」とも
(画像は4Kサイズなので、細かな文字も読める解像度)
更に、シートも上バンの白×青とは別に、白×オレンジやグリーンという、こちらもオシャレな明るい色調を用意していたようだ
尚、カタログで上のカラーは海外で英語表記の冊子からで、その下の白黒+黄色は国内の冊子から。
保存状態の違いはあるだろうが、海外物の方が圧倒的に美しい装丁で、たぶん印刷技術に長けた現地で制作したと思われ
この辺も、昭和30年代にはあった日本と海外の差が見て取れて面白い
因みに、U320は国内および海外でも画像は少なく、右下の中古物件では
「超希少車 二度と出ないかも 5名乗り Wピック U320」と、マニアを大いに惑わせるコピーが記されていた
(74585)
同上のダットサン1200で、こちらはピックアップ・シングルシート(N320型)
先代220型(>>713)には無かった新しい仕様で、上Wピックのシングルシート(前席のみ)版。
>>714の320トラックに近い物なのだが、上>>716と同様にボディ前半の側面が荷台側にも連続しているのがミソ。
画像には無いが、「美しい商品をスマートに運ぶ乗用車ムードの新デザイン」という国内の宣伝コピー。
輸出仕様のNL320では「スポーツ・ピックアップ」という名称で売られ、人気を博したらしく、
画像左上の個体は日本にいるものの、全て左ハンドルの輸出仕様NL320が並んでいる。
(左上は中期Ⅰ型、左下は中期Ⅱ型、右上は後期型、水色車は初期型で、下中央の個体は>>714にフロントビューがある)
〔320トラックの初期型が見つからなかったので、N320で代用した為〕
ところが人気があったのに、このスポーツ・ピックアップは次代520型で無くなってしまうのだが、
名前を変え ↓ サニートラックへと引き継がれ、そちらで人気も継承。本N320型は、お洒落でスポーティな小型トラックの始祖となった。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/35...
(N320型は1965年までで、1967年に初代サニトラB20型が登場)
尚、5K近い画像なので、上段中央の小さいカタログ文字も辛うじて読める解像度となっている。
(74876)
先代220型(>>713)には無かった新しい仕様で、上Wピックのシングルシート(前席のみ)版。
>>714の320トラックに近い物なのだが、上>>716と同様にボディ前半の側面が荷台側にも連続しているのがミソ。
画像には無いが、「美しい商品をスマートに運ぶ乗用車ムードの新デザイン」という国内の宣伝コピー。
輸出仕様のNL320では「スポーツ・ピックアップ」という名称で売られ、人気を博したらしく、
画像左上の個体は日本にいるものの、全て左ハンドルの輸出仕様NL320が並んでいる。
(左上は中期Ⅰ型、左下は中期Ⅱ型、右上は後期型、水色車は初期型で、下中央の個体は>>714にフロントビューがある)
〔320トラックの初期型が見つからなかったので、N320で代用した為〕
ところが人気があったのに、このスポーツ・ピックアップは次代520型で無くなってしまうのだが、
名前を変え ↓ サニートラックへと引き継がれ、そちらで人気も継承。本N320型は、お洒落でスポーティな小型トラックの始祖となった。
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/35...
(N320型は1965年までで、1967年に初代サニトラB20型が登場)
尚、5K近い画像なので、上段中央の小さいカタログ文字も辛うじて読める解像度となっている。
(74876)
ダットサン 初代ブルーバード(P310とP311)
予告のWP310系ワゴンの前に、初代ブルP310系のおさらい
車名はメーテルリンクの童話で世界が求めている希望の「青い鳥」から
デザインは英国車風が基本のトラッドな雰囲気で
これが中庸の安心感と適度な高級感を生み、人気に
初代ブルは、初期型P310、中期P311、後期P312とあり、画像はP310とP311
(左2枚とテールランプのアップが310で、その他は311)
P310:1959年7月発売
・基本骨格:セミモノコック式ボディと低床ラダーフレームの組み合わせ
・フロントサス:独立懸架ダブルウィッシュボーン/コイル
・フロントブレーキ:国産車初採用のユニサーボ
・エンジン:ダットサン210と同じC型988cc、34psと、輸出を睨んで新開発したE型1189cc、43psの2タイプ
以上はダットラ320系と多くを共有する
P311型 '60年10月マイナーC
・エンジン:出力UP(1000:34→45ps/1200:43→55ps)
・トランスミッション:フルシンクロメッシュ化(国産車で初採用)
これにより煩わしいダブルクラッチ操作から解放
310と311の識別点
・フロント:たぶん同じだが、311のフロントには新技術フルシンクロの「full」バッジが付く
・リア:初代ブルのあだ名「柿の種」ランプは似るが、311では外周リングが深くなりレンズ下部に円形リフレクター追加
尚、310に7カ月遅れて登場の宿敵コロナ(RT20系>>709のセダン)は主に耐久性不足が露呈し
タクシー用車として失格扱い、それが自家用販売にも影響、310ブルを超えられず
(75173)
予告のWP310系ワゴンの前に、初代ブルP310系のおさらい
車名はメーテルリンクの童話で世界が求めている希望の「青い鳥」から
デザインは英国車風が基本のトラッドな雰囲気で
これが中庸の安心感と適度な高級感を生み、人気に
初代ブルは、初期型P310、中期P311、後期P312とあり、画像はP310とP311
(左2枚とテールランプのアップが310で、その他は311)
P310:1959年7月発売
・基本骨格:セミモノコック式ボディと低床ラダーフレームの組み合わせ
・フロントサス:独立懸架ダブルウィッシュボーン/コイル
・フロントブレーキ:国産車初採用のユニサーボ
・エンジン:ダットサン210と同じC型988cc、34psと、輸出を睨んで新開発したE型1189cc、43psの2タイプ
以上はダットラ320系と多くを共有する
P311型 '60年10月マイナーC
・エンジン:出力UP(1000:34→45ps/1200:43→55ps)
・トランスミッション:フルシンクロメッシュ化(国産車で初採用)
これにより煩わしいダブルクラッチ操作から解放
310と311の識別点
・フロント:たぶん同じだが、311のフロントには新技術フルシンクロの「full」バッジが付く
・リア:初代ブルのあだ名「柿の種」ランプは似るが、311では外周リングが深くなりレンズ下部に円形リフレクター追加
尚、310に7カ月遅れて登場の宿敵コロナ(RT20系>>709のセダン)は主に耐久性不足が露呈し
タクシー用車として失格扱い、それが自家用販売にも影響、310ブルを超えられず
(75173)
初代ブルーバード 後期P312型
P312は2期あり、ここでは前期をⅠ型、後期をⅡ型とする
画像は、ノルウェー国旗付の赤がⅠ型で、オランダの青と豪州の白黒リアアップがⅡ型
P312-Ⅰ型 1961年8月 マイナーC
・フロントグリル:幅をフラッシャーまで拡大
・リア廻り:ランプ大型化とフェンダー刷新
・インパネ:全体に浅い庇を設け、近代的に
(61年10月 日産初の乗用車用「追浜工場」操業開始。量産体制が一気に拡大)
発売から2年あまりで約8万台生産。国産車の新記録を達成
P312-Ⅱ型 62年9月 年度恒例マイナーC
・内外装の意匠変更
・前輪スタビライザーの修正、その他
62年12月 前席セパレート仕様を上級グレードに設定
4年間で初代ブルの生産数は約21万台。その内3万2000台程を輸出
当時、一車種の台数としては新記録だった
Ⅰ型とⅡ型の識別点
・フロント:横桟がⅠ型は縦に等ピッチで並ぶ、Ⅱ型は不等ピッチ
グリル上部のピラー本数:Ⅰ型5本、Ⅱ型9本
・リアランプ:Ⅰ型は橙色が上、円形リフレクター内包
Ⅱ型は橙色が下、メッキ装飾増加、リフレクター別体化
(以前の ↓ これはP312-Ⅰ型と判明)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
尚、>>715で310ブルよりV320バンのテールの方が立派と記したが、
320シリーズの登場は61年8月で、ランプを大型化したブルP312-Ⅰ型と同時であった
(画像は右上のカタログ文字も読める解像度)
(75472)
P312は2期あり、ここでは前期をⅠ型、後期をⅡ型とする
画像は、ノルウェー国旗付の赤がⅠ型で、オランダの青と豪州の白黒リアアップがⅡ型
P312-Ⅰ型 1961年8月 マイナーC
・フロントグリル:幅をフラッシャーまで拡大
・リア廻り:ランプ大型化とフェンダー刷新
・インパネ:全体に浅い庇を設け、近代的に
(61年10月 日産初の乗用車用「追浜工場」操業開始。量産体制が一気に拡大)
発売から2年あまりで約8万台生産。国産車の新記録を達成
P312-Ⅱ型 62年9月 年度恒例マイナーC
・内外装の意匠変更
・前輪スタビライザーの修正、その他
62年12月 前席セパレート仕様を上級グレードに設定
4年間で初代ブルの生産数は約21万台。その内3万2000台程を輸出
当時、一車種の台数としては新記録だった
Ⅰ型とⅡ型の識別点
・フロント:横桟がⅠ型は縦に等ピッチで並ぶ、Ⅱ型は不等ピッチ
グリル上部のピラー本数:Ⅰ型5本、Ⅱ型9本
・リアランプ:Ⅰ型は橙色が上、円形リフレクター内包
Ⅱ型は橙色が下、メッキ装飾増加、リフレクター別体化
(以前の ↓ これはP312-Ⅰ型と判明)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
尚、>>715で310ブルよりV320バンのテールの方が立派と記したが、
320シリーズの登場は61年8月で、ランプを大型化したブルP312-Ⅰ型と同時であった
(画像は右上のカタログ文字も読める解像度)
(75472)
同上 ファンシーデラックス仕様
日本初の女性仕様車(カタログには世界初の表記も)「ファンシーDX」は、61年2月 P311の途中で追加リリース
日本のメーカーが得意とし、やがて世界中の標準になっていく数々の「あったら便利な装備」開発の先駆け
ファンシーDXの専用装備
・化粧専用ランプ
・サンバイザー兼用化粧品入れ
・ハイヒールスタンド
・取り外して持ち歩けるバッグ
・買物メモなどを挟むメモクリップ
・マガジンラック付テーブル
・オルゴール音ウインカー
・日本初ピンクのカラータイヤ
・一輪ざし
・傘立て、など
その数40点近く
助手席前にコンセントがあり「彼のひげそり用に」という謳い文句も(笑)
「化粧専用ランプ」は、サンバイザー上部のランプで、ウナ丼氏のユーチューブなら、「100点」満点
画像は、右の3人娘と上段一列がP311
中央付近がP312-Ⅰ、下段の現存車3台がP312-Ⅱ(黄色は日産保管車。現車発見は312-Ⅱのみ)
初リリース時のプレス資料には
「ボディ塗装は、レモンクリーム系とピンク系の2種類を用意」とあるが
中央の312-Ⅰだけピンク色の塗装範囲が異なり
312-Ⅱでは緑っぽい色も追加されている(もしかしたら312-Ⅰから?)
尚、左端でラケットを持つのは吉永小百合さん。約60年前から今も企業イメージガールを務めてるのが驚異的!
また「~されてますからすてきです」などと「昭和な表現」も散見され面白いので
暇つぶしに読むのも一興かと(文字は全て読める解像度)
(75790)
日本初の女性仕様車(カタログには世界初の表記も)「ファンシーDX」は、61年2月 P311の途中で追加リリース
日本のメーカーが得意とし、やがて世界中の標準になっていく数々の「あったら便利な装備」開発の先駆け
ファンシーDXの専用装備
・化粧専用ランプ
・サンバイザー兼用化粧品入れ
・ハイヒールスタンド
・取り外して持ち歩けるバッグ
・買物メモなどを挟むメモクリップ
・マガジンラック付テーブル
・オルゴール音ウインカー
・日本初ピンクのカラータイヤ
・一輪ざし
・傘立て、など
その数40点近く
助手席前にコンセントがあり「彼のひげそり用に」という謳い文句も(笑)
「化粧専用ランプ」は、サンバイザー上部のランプで、ウナ丼氏のユーチューブなら、「100点」満点
画像は、右の3人娘と上段一列がP311
中央付近がP312-Ⅰ、下段の現存車3台がP312-Ⅱ(黄色は日産保管車。現車発見は312-Ⅱのみ)
初リリース時のプレス資料には
「ボディ塗装は、レモンクリーム系とピンク系の2種類を用意」とあるが
中央の312-Ⅰだけピンク色の塗装範囲が異なり
312-Ⅱでは緑っぽい色も追加されている(もしかしたら312-Ⅰから?)
尚、左端でラケットを持つのは吉永小百合さん。約60年前から今も企業イメージガールを務めてるのが驚異的!
また「~されてますからすてきです」などと「昭和な表現」も散見され面白いので
暇つぶしに読むのも一興かと(文字は全て読める解像度)
(75790)
同上 エステートワゴン
セダン>>718登場の翌年(昭和35年)に加わったワゴンで、国産初の乗用ワゴン。
兄貴分の「セドリック」など、以後の国産ワゴンのほとんどが商用バンとボディーを共用していたのに対して
これはワゴン専用ボディーだった。
(遅れて登場のV320>>715はホイールベースなど車体が少し大きく、これを2ドア化して出来た物ではない)
基本的にセダン同様に変遷し、右上が最初のWP310(WはたぶんワゴンのW)
隣の赤がWP311(カリフォルニア州ナンバーの左ハンなので、WPL311)
その左がWP312のⅠ型で、最初はテールランプが「柿の種」のままと、セダンと違っていたが
途中から橙色が上にあるランプに変更。
そして左下がWP312-Ⅱ(走行中写真は豪州の車)リアゲートはV320と同様に上下に開く方式
それと同色の大きな右下と左上はオランダで、フロントはWP312-Ⅰ型だがリアはⅡ型
上段の薄い緑っぽい車は日本の残存車で、61年式のWP312との事。
テールが柿の種なのでWP312-Ⅰの初期タイプかと思うが、フロントはⅡ型となっている。
そしてシングルナンバーなので、かなり長い間大事に乗られているのだろう。
「4ドアですから大変に使いやすく便利です。ルームのデザインやアクセサリーも
ブルーバード1200デラックスの豪華さをそのままいかしていますから、すばらしい居住性がえられます。
ビジネスに、そして楽しいドライブ用品をいっぱい積んでレジャーに、エステートワゴンは高級乗用車として楽しく便利にお使いいただけます」
(76238)
セダン>>718登場の翌年(昭和35年)に加わったワゴンで、国産初の乗用ワゴン。
兄貴分の「セドリック」など、以後の国産ワゴンのほとんどが商用バンとボディーを共用していたのに対して
これはワゴン専用ボディーだった。
(遅れて登場のV320>>715はホイールベースなど車体が少し大きく、これを2ドア化して出来た物ではない)
基本的にセダン同様に変遷し、右上が最初のWP310(WはたぶんワゴンのW)
隣の赤がWP311(カリフォルニア州ナンバーの左ハンなので、WPL311)
その左がWP312のⅠ型で、最初はテールランプが「柿の種」のままと、セダンと違っていたが
途中から橙色が上にあるランプに変更。
そして左下がWP312-Ⅱ(走行中写真は豪州の車)リアゲートはV320と同様に上下に開く方式
それと同色の大きな右下と左上はオランダで、フロントはWP312-Ⅰ型だがリアはⅡ型
上段の薄い緑っぽい車は日本の残存車で、61年式のWP312との事。
テールが柿の種なのでWP312-Ⅰの初期タイプかと思うが、フロントはⅡ型となっている。
そしてシングルナンバーなので、かなり長い間大事に乗られているのだろう。
「4ドアですから大変に使いやすく便利です。ルームのデザインやアクセサリーも
ブルーバード1200デラックスの豪華さをそのままいかしていますから、すばらしい居住性がえられます。
ビジネスに、そして楽しいドライブ用品をいっぱい積んでレジャーに、エステートワゴンは高級乗用車として楽しく便利にお使いいただけます」
(76238)
2トーンカラーの初代ブルーバード
先日削除されたスレに「2トーンカラーが似合う車」というのがあったが、
初代ブルの画像を集めてみると2トーン車が非常に多いのが分かった
画像左上のパステル系が、おそらくファンシーデラックス(P312-ⅠとⅡ)で、中央最上段がP310とP311、
その下のワゴンがWPL312-ⅠとWP312-Ⅱ、その他はP312-Ⅱ
この他にも、ファンシーDXで既出の車体下側がピンクのタイプや、
同じく既出>>721ワゴンのライトブルーと白もあり、とても多彩だった模様
ただ、ファンシーDX以外は地味系の2トーンが多かったと思われ、例外は大きい赤車と同色ワゴン。
赤セダンはカリフォルニア州ナンバーの左ハンWPL312-Ⅱで、ドアサッシ廻りの差し赤はカスタムであり再塗装かと思うが、
ワゴンの海外カタログ写真も同じ色なので、鮮やかな赤は実際に存在したカラーリングだろう。
そして、もしかしたらワゴンの鮮やかなブルーと共に輸出専用色だったかも
因みに、左下の緑っぽいのはニューサウスウェールズ州ナンバーで豪州だが、その他で赤以外はたぶん全て国内
2トーンの採用は、初代ブルが1959年発売なので、おそらく50年代アメ車の流行を取り入れたのかと思うが、
マシンで自動に行う現代と違って、マスキングなど手作業だった塗装工程は手間が掛かったはずで、
日産が初代ブルーバードに対し、如何に力を注いでいたかが見て取れるかと
(76758)
先日削除されたスレに「2トーンカラーが似合う車」というのがあったが、
初代ブルの画像を集めてみると2トーン車が非常に多いのが分かった
画像左上のパステル系が、おそらくファンシーデラックス(P312-ⅠとⅡ)で、中央最上段がP310とP311、
その下のワゴンがWPL312-ⅠとWP312-Ⅱ、その他はP312-Ⅱ
この他にも、ファンシーDXで既出の車体下側がピンクのタイプや、
同じく既出>>721ワゴンのライトブルーと白もあり、とても多彩だった模様
ただ、ファンシーDX以外は地味系の2トーンが多かったと思われ、例外は大きい赤車と同色ワゴン。
赤セダンはカリフォルニア州ナンバーの左ハンWPL312-Ⅱで、ドアサッシ廻りの差し赤はカスタムであり再塗装かと思うが、
ワゴンの海外カタログ写真も同じ色なので、鮮やかな赤は実際に存在したカラーリングだろう。
そして、もしかしたらワゴンの鮮やかなブルーと共に輸出専用色だったかも
因みに、左下の緑っぽいのはニューサウスウェールズ州ナンバーで豪州だが、その他で赤以外はたぶん全て国内
2トーンの採用は、初代ブルが1959年発売なので、おそらく50年代アメ車の流行を取り入れたのかと思うが、
マシンで自動に行う現代と違って、マスキングなど手作業だった塗装工程は手間が掛かったはずで、
日産が初代ブルーバードに対し、如何に力を注いでいたかが見て取れるかと
(76758)
>>713と同じダットサントラック U220型(一部U320)
昭和30年代前半のU220が旧車ミーティングで人気なのか、とても高解像度な画像を入手したので再掲(5K程ある解像度)
左下の大きい画像は ↓ ここでパレードしてる様子らしい
https://www.google.com/maps/@35.2240069,138.6126623,3...
静岡県富士宮市の本町通りで、後方で見切れているのは>>688と同じ初代セドリックの31型後期タイプかと。
尚、右の白黒写真は「kazuhiro_coffee_photo_music」氏のツイートより拝借
「NHKで放送された “さがせ!幻の絶版車”
うちの店も昭和30年代に4人乗りのピックアップトラックを乗り継いでたみたいです。」
にあった4枚で
「なぜ10年も経たずに4人乗りのピックアップトラックを次々と乗り換えたのか?
祖父は数十年前に亡くなってますから知る由もありません。」・・・とか。
上からU220系で2種。中段左側はウインカーがヘッドライトの下に移ったU221かな
その右は>>716には無いU320の後期型。一番下はそれと同じか、U320の中期Ⅱ型以降かと
注目は最上段の一番古い型で、フェンダーの上部にウインカーがあるU220系と思うが
フェンダーやルーフなどドアから後ろの形が左カラーのU220とは大分違っている。
自分は初めて見る形で、どういう仕様かなどとても興味深い。
(77323)
昭和30年代前半のU220が旧車ミーティングで人気なのか、とても高解像度な画像を入手したので再掲(5K程ある解像度)
左下の大きい画像は ↓ ここでパレードしてる様子らしい
https://www.google.com/maps/@35.2240069,138.6126623,3...
静岡県富士宮市の本町通りで、後方で見切れているのは>>688と同じ初代セドリックの31型後期タイプかと。
尚、右の白黒写真は「kazuhiro_coffee_photo_music」氏のツイートより拝借
「NHKで放送された “さがせ!幻の絶版車”
うちの店も昭和30年代に4人乗りのピックアップトラックを乗り継いでたみたいです。」
にあった4枚で
「なぜ10年も経たずに4人乗りのピックアップトラックを次々と乗り換えたのか?
祖父は数十年前に亡くなってますから知る由もありません。」・・・とか。
上からU220系で2種。中段左側はウインカーがヘッドライトの下に移ったU221かな
その右は>>716には無いU320の後期型。一番下はそれと同じか、U320の中期Ⅱ型以降かと
注目は最上段の一番古い型で、フェンダーの上部にウインカーがあるU220系と思うが
フェンダーやルーフなどドアから後ろの形が左カラーのU220とは大分違っている。
自分は初めて見る形で、どういう仕様かなどとても興味深い。
(77323)
ダットサン 2代目ブルーバード(P410初期)
←の縮小ナシ画像→http://bbs63.meiwasuisan.com/img/arms/12733347290007.jp...(文字が読める解像度)
1963(昭和38)年9月に2代目にフルチェンジ
P312と基本同じ1000と1200ccエンジンだが、ボディを日産初のフルモノコック化
(日本初は'58年のスバル360)
この為、共通部分も多かったダットサントラックとは離別
(ブルとダットラの兄弟性廃止。410ブルに対する420ダットラは無い)
先代より全長と輪距が約100mm長く大型化したが、モノコック構造化で車重はほぼ同一
最大の特徴はピニンファリーナによるデザイン
フロントはフラットデッキスタイルのライトとグリルが横1列に並ぶ最新スタイルとなり
丸みはあるが太いCピラーと相まって彫刻的で力強いデザインへ。鍵穴状のテールランプも個性的に
しかし、この独特過ぎるデザインが評価として逆に作用
特にサイドのラインと共に後方で下降する「尻下がり」が不評で
これが410系ブルを最後まで苦しませる事に
尚、2代目にはP410とP411があり、以降に変遷を並べる予定
本画像は最初のP410で、右のカタログも登場時に提供されたもの
「ステヤリングホイール」など表現に昭和感が
グリルは格子の模様が独特で、右下の拡大写真を見ると
横桟のコの字の押し出し材を縦6本の柱に溶接して組み合わせている
たぶんサプライヤーの職人による手作業と思われ、昭和時代の町工場の仕事が見えてくるよう
横桟は大きく湾曲してるので、大量に作りつつの精度出しが大変そうだ
(78857)
←の縮小ナシ画像→http://bbs63.meiwasuisan.com/img/arms/12733347290007.jp...(文字が読める解像度)
1963(昭和38)年9月に2代目にフルチェンジ
P312と基本同じ1000と1200ccエンジンだが、ボディを日産初のフルモノコック化
(日本初は'58年のスバル360)
この為、共通部分も多かったダットサントラックとは離別
(ブルとダットラの兄弟性廃止。410ブルに対する420ダットラは無い)
先代より全長と輪距が約100mm長く大型化したが、モノコック構造化で車重はほぼ同一
最大の特徴はピニンファリーナによるデザイン
フロントはフラットデッキスタイルのライトとグリルが横1列に並ぶ最新スタイルとなり
丸みはあるが太いCピラーと相まって彫刻的で力強いデザインへ。鍵穴状のテールランプも個性的に
しかし、この独特過ぎるデザインが評価として逆に作用
特にサイドのラインと共に後方で下降する「尻下がり」が不評で
これが410系ブルを最後まで苦しませる事に
尚、2代目にはP410とP411があり、以降に変遷を並べる予定
本画像は最初のP410で、右のカタログも登場時に提供されたもの
「ステヤリングホイール」など表現に昭和感が
グリルは格子の模様が独特で、右下の拡大写真を見ると
横桟のコの字の押し出し材を縦6本の柱に溶接して組み合わせている
たぶんサプライヤーの職人による手作業と思われ、昭和時代の町工場の仕事が見えてくるよう
横桟は大きく湾曲してるので、大量に作りつつの精度出しが大変そうだ
(78857)
ダットサン 2代目ブルーバード(P410後期)
>>724から1年後、1964年(昭和39年)9月7日 マイナーチェンジ
年次フェイスリフトのいわゆる外装パーツの小変更だったようで、主にフロントグリルに集中。
初期型で溶接等手の込んだ作りだった中央のグリルを 板金の打ち抜き製法とし
より繊細な造形に見せると共に、生産工程の省力化を図っている。(ヘッドライト周囲の穴に見える部分は塗分けてる)
リアはほぼ変化ナシと思えるが、>>724には見当たらない後退灯がバンパー右側の上に追加されている。
画像の左下はカタログからで、その上は日産が公式に配布している画像の1200デラックス。
(1200cc 直列4気筒OHV 55馬力のエンジンを搭載)
その他の現存車は広島県の福山自動車時計博物館が所蔵する1200デラックスで、
同館は「去り行く“ブルーバード”を偲び」と前身の110型系から310系、410系、510系と多数のブルをコレクションしている。
(81496)
>>724から1年後、1964年(昭和39年)9月7日 マイナーチェンジ
年次フェイスリフトのいわゆる外装パーツの小変更だったようで、主にフロントグリルに集中。
初期型で溶接等手の込んだ作りだった中央のグリルを 板金の打ち抜き製法とし
より繊細な造形に見せると共に、生産工程の省力化を図っている。(ヘッドライト周囲の穴に見える部分は塗分けてる)
リアはほぼ変化ナシと思えるが、>>724には見当たらない後退灯がバンパー右側の上に追加されている。
画像の左下はカタログからで、その上は日産が公式に配布している画像の1200デラックス。
(1200cc 直列4気筒OHV 55馬力のエンジンを搭載)
その他の現存車は広島県の福山自動車時計博物館が所蔵する1200デラックスで、
同館は「去り行く“ブルーバード”を偲び」と前身の110型系から310系、410系、510系と多数のブルをコレクションしている。
(81496)
ダットサン 2代目ブルーバード(P411前期)
>>725から8カ月後、1965年(昭和40年)5月14日 マイナーチェンジ
1200はエンジンを100ccアップの1300ccに(E1型エンジンをJ1型,62馬力エンジンに換装)し、型式をP411に変更。
これはライバルの ↓ RT40系「アローライン」コロナが1500ccで、それに販売台数で追い付かれた事への対応。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/5...
画像の大きい左と右上背面はトヨタ博物館が所蔵するP411で、おそらくオリジナルに近い状態だと思うが、
>>725左の日産公式画像やカタログのP410後期と外観上の差異が見当たらない事から
おそらくテールに付く「Bluebird 1300」エンブレムの違いだけだったと思われ。
(福山博物館の個体はバンパーに付くオーバーライダーの形状が違うが、これはP410前期のが付いているのかと…)
後の411後期型ではデザインが変わるものの「410がこれで411はこう」と一概に違いを言いにくいのがマニア泣かせな2代目ブルである。
(81551)
>>725から8カ月後、1965年(昭和40年)5月14日 マイナーチェンジ
1200はエンジンを100ccアップの1300ccに(E1型エンジンをJ1型,62馬力エンジンに換装)し、型式をP411に変更。
これはライバルの ↓ RT40系「アローライン」コロナが1500ccで、それに販売台数で追い付かれた事への対応。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/5...
画像の大きい左と右上背面はトヨタ博物館が所蔵するP411で、おそらくオリジナルに近い状態だと思うが、
>>725左の日産公式画像やカタログのP410後期と外観上の差異が見当たらない事から
おそらくテールに付く「Bluebird 1300」エンブレムの違いだけだったと思われ。
(福山博物館の個体はバンパーに付くオーバーライダーの形状が違うが、これはP410前期のが付いているのかと…)
後の411後期型ではデザインが変わるものの「410がこれで411はこう」と一概に違いを言いにくいのがマニア泣かせな2代目ブルである。
(81551)
ダットサン 2代目ブルーバード(P411後期)
>>726から11カ月後、1966年(昭和41年)4月20日、ビッグマイナーチェンジ
410系の最終型で、評判が良くなかった尻下がりのリア廻りを中心に大幅に修正。
テールライトやバンパー、トランク開口の高さを上げ、ドアから後ろのリアフェンダーやトランクリッドの形状も刷新。
テールライトは特徴的だった鍵穴形状を改め、シンプルな形状(悪く言えば平凡な形)にスイッチ。
また先代310→312系の流れとは逆に、方向指示のオレンジ色を廃止し赤1色へ
(ただし別体だった後退灯をコンビネーションに入れたので赤白)
フロントは先にデビューした ↓ 初代プレジデントに通じる横線を基調としたシンプルなデザインに変更。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/15...
尚、グリルには縦線もあるが、それは横線より奥まって配置され、前期型の板金では表現不可能な形状で
金属なら鋳造、もしくは後に一般化するインジェクション樹脂で出来ていると思われ。
ライバルRT40系コロナには1965年1月に販売台数で抜かれており、
それを巻き返さんとする410系デビューから2年7ヶ月後に発した苦悩の最終型であった。
因みに画像の右上は日本だが、左上は英国のマンチェスターで、下の綺麗な現存車はスイス・ベルン州のブライエンバッハにいる。
(81631)
>>726から11カ月後、1966年(昭和41年)4月20日、ビッグマイナーチェンジ
410系の最終型で、評判が良くなかった尻下がりのリア廻りを中心に大幅に修正。
テールライトやバンパー、トランク開口の高さを上げ、ドアから後ろのリアフェンダーやトランクリッドの形状も刷新。
テールライトは特徴的だった鍵穴形状を改め、シンプルな形状(悪く言えば平凡な形)にスイッチ。
また先代310→312系の流れとは逆に、方向指示のオレンジ色を廃止し赤1色へ
(ただし別体だった後退灯をコンビネーションに入れたので赤白)
フロントは先にデビューした ↓ 初代プレジデントに通じる横線を基調としたシンプルなデザインに変更。
https://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/15...
尚、グリルには縦線もあるが、それは横線より奥まって配置され、前期型の板金では表現不可能な形状で
金属なら鋳造、もしくは後に一般化するインジェクション樹脂で出来ていると思われ。
ライバルRT40系コロナには1965年1月に販売台数で抜かれており、
それを巻き返さんとする410系デビューから2年7ヶ月後に発した苦悩の最終型であった。
因みに画像の右上は日本だが、左上は英国のマンチェスターで、下の綺麗な現存車はスイス・ベルン州のブライエンバッハにいる。
(81631)
P411後期とそれ以前(410や411前期)の比較
「テールライトやバンパー、トランク開口の高さは上がってるけど、それ以外(ボディ形状)は本当に違うのか?」
との疑問が湧いたので、比較してみた。
一番分かりやすいのが斜め後ろのアングルで、411後期以前はサイドのプレスラインがドアから後ろもカーブしながら下がっているのに対し、
後期はドアから後ろが直線的になり、上面(トランク面)もそれに合わせる形で、後端は上に少し上がっている。
ただ、とても微妙なのは確かで、これはドアを前期と共通にした事で、ドア部で既に下降し始めているラインをこれ以上は上げられなかったのかと。
(ピニンファリーナのデザインを修正するにあたって、少し躊躇があったかも・・・)
結局ビッグマイナーチェンジと言っても、テールライト以外が素人には分かりにくて「尻下がり」のイメージを払拭できず
411のコロナに対する劣勢を挽回するには至らなかった。
因みに後期リアバンパーの側面下には、前期には無かった取り付けボルトが顔を出しており、
試行錯誤の上、製品化の直前で「いや、バンパーの高さをもっと上げよう」と修正が入っていたのかも・・・
「テールライトやバンパー、トランク開口の高さは上がってるけど、それ以外(ボディ形状)は本当に違うのか?」
との疑問が湧いたので、比較してみた。
一番分かりやすいのが斜め後ろのアングルで、411後期以前はサイドのプレスラインがドアから後ろもカーブしながら下がっているのに対し、
後期はドアから後ろが直線的になり、上面(トランク面)もそれに合わせる形で、後端は上に少し上がっている。
ただ、とても微妙なのは確かで、これはドアを前期と共通にした事で、ドア部で既に下降し始めているラインをこれ以上は上げられなかったのかと。
(ピニンファリーナのデザインを修正するにあたって、少し躊躇があったかも・・・)
結局ビッグマイナーチェンジと言っても、テールライト以外が素人には分かりにくて「尻下がり」のイメージを払拭できず
411のコロナに対する劣勢を挽回するには至らなかった。
因みに後期リアバンパーの側面下には、前期には無かった取り付けボルトが顔を出しており、
試行錯誤の上、製品化の直前で「いや、バンパーの高さをもっと上げよう」と修正が入っていたのかも・・・
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