
'38 クライスラー・ウインブルドン(Chrysler Wimbledon 4-door sedan)
フォード、シボレー(GM)と来たので、今度はクライスラーの戦前車。
画像はFlickrから拝借した物で、キャプションはChrysler Imperial(クライスラー・インペリアル)となってたが、右ハンドルだし撮影場所がイギリスのヨークシャーなので、
おそらく、プリムスP6のCKDキットを使用してロンドンで組み立てられた「ウィンブルドン」という車種だと思う。
(CKDとは「コンプリート・ノックダウン」の略で、製造国から全ての部品を輸出し、それを現地で組み立て、車を完成させる解体輸出方式の事。
>>591の大阪工場版がそれ)
クライスラーがこのCKD方法を採ったのは、輸入関税など税金を回避するためで、英国市場における英連邦の利点を得ることができたという。
尚、エンジンは3,300ccのクライスラー直列6気筒 (ダッジD9/10にも使用) を搭載。
因みに、画像は「EYTCC」という1969年から英国で毎年行われている歴史あるイベント「イーストコースト・ラン(東海岸ラン)」の様子で、
乗用車のみならず古いトラックやバスも走るらしく、本車は家族で参加してるのか何やら楽し気な様子である。
(124000:JPEG圧縮が強めだが4K強の解像度)
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