HB型 ルーチェ・4ドアHT(後期型)
案の定というか、前期型4ドアHT(
>>719)で不評のフロントマスクは、比較的オーソドックスなデザインへと変更。
当時の日産車と同様、マツダも「革新→保守→革新→保守」と狙いが定まらない時期だった
細かく見ると、Cピラーも変わっており、前後で2枚のルーバー風だったものからシンプルな1枚板へ、
リアランプは横ラインで上下に区切る意匠は共通するものの、赤と橙が上下に並んでいたのを、
橙(=方向指示器)が赤の外側に位置する並びへ、アルミホイールもオーソドックスなデザインにするなど、
全体的にお父さん達に分かり易く腑に落ちやすい傾向へスイッチ
尚、機関系はコスモと同じなので、前期型の後半で12A型REのターボ仕様が追加されており、
この後期型では、ターボ無しで動的過給型吸気方式のスーパーインジェクションを採用したパワフルな13Bが復活している
(ただ、この13Bは160psで、12Aターボの165psより低く、ジェントルRE的な位置づけ)
画像について、右上白車は日本だが、黄色ナンバーは英国、その他ニューサウスウエールズとヴィクトリア州の2個体はオーストラリアにおり、
国内版にあるボンネット先端のマスコットを輸出仕様には付けてなかったようだ
また、1983年5月に日産パルサーEXA(エクサ:N12)が日本で初めてドアミラーを採用したが、
国内版の前期でフェンダーにミラーがあったルーチェも、後期ではドアに移動している
(32006:470 画像は国内版も巨大な8K解像度)
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