日産連合、トヨタ抜き初の世界販売2位 首位VWを猛追
自動車大手8社は30日、2017年の生産・販売・輸出実績を発表した。
これによると、日産自動車と仏ルノー、三菱自動車が組む企業連合の世界
販売台数は前年比6.5%増の1060万8366台とトヨタ自動車を抜き、
独フォルクスワーゲン(VW)に次ぐ2位に初めて躍進したことが分かった。
日産の世界販売台数は前年比4.6%増の581万6278台。米国と欧州、
中国でそれぞれ過去最高の販売台数を記録した。中国ではスポーツ用多目的車
(SUV)「ヴェヌーシアT90」、セダンタイプの「シルフィ」などの販売
が好調で12.2%増と伸びた。三菱自動車は10.3%増の103万454
台。得意とする東南アジア市場が牽引(けんいん)した。
カルロス・ゴーン会長は昨年9月、22年にグループで年1400万台を販売
する計画を打ち出した。「目標でもターゲットでもない」と、販売を着実に
積み重ねると、自然に達成できる販売台数だと強調したが、実現すればVWを
抜き去る可能性が高い。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180131/bsa180131...
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