車の安全性を実際の事故率、死亡率などをもとに比較すると
「軽自動車の方が事故を起こしやすいか?」という点については、普通車と大きな差はありませんが
事故1件あたりの死亡率は「普通車の方が軽自動車より最大3割ほど低い」という傾向が出ています。
なぜ軽自動車のリスクが高いのか
質量の差:普通車と軽自動車が衝突した場合、軽い方がより大きな衝撃を弾き飛ばされる形で受けます。
クラッシャブルゾーンの不足:軽自動車は全長・全幅に厳しい規格(全長3.4m以下)があるため、衝撃
を吸収するための「潰れるスペース」を十分に確保できません。キャビンの変形しやすさ:衝突速度が
上がると、普通車に比べて軽自動車の方が乗員が座っている空間(サバイバルゾーン)が変形しやすく
ハンドルやダッシュボードに体を打ち付けるリスクが高まります。
これは普通車(登録車)においても同様で、小型の車の方がリスクが高い傾向にあります。
但し、単純に「軽自動車が危険だ」とだけ結論づけるのは早計です。統計には「誰が、どこで乗って
いるか」という属性が強く影響しています。
高齢ドライバーの多さ: 地方において、軽自動車は高齢者の貴重な足となっています。ITARDAの分析
では、「後期高齢者が運転する軽自動車の死亡事故」がこの10年で激増(約2.3倍)しています。高齢
者は身体が脆いため、同じ衝撃でも死亡・重傷に至りやすく、これが軽自動車全体の数値を押し上げ
ている側面があります。
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