そりゃ関係者も最初はもっと売れると思ってたんだろうけど、実際にスタートしてみれば全然売れない。
開業当初のISとGSの販売目標調べてごらん、そりゃ無理だっての。
んで下方修正を繰り返し、やっとこさ実力なりの今の売り上げ規模に落ち着いたけど、それで「3年連続で販売台数過去最高」って言っても当初の売り上げ予測規模からは遥かに遠く、もはや無かった事にしてスルーしてる。
実際にはセルシオやアリストの市場が半分ほどレクサスに移行したのと、残りはクラウンあたりに分散したのが現実。
同じ様にベンツやBMWも販売記録を更新してるって事は、当初の目論見だった輸入車市場も食うなんてのは夢のまた夢。
さらにレクサスは中古の買い支えもしてる訳で、その分の予算は本体のトヨタと販売店が受け持ってる。
つまり売る側が必至にブランドを維持してる惨状。
天下のトヨタだからなんとか持ってる状態だけど、こんな事はいつまでも続けられないだろう。
今までを総括するとすれば、開業当初に中途半端なモデルでスタートした事の印象の悪さと、日本市場の輸入車市場を単なる「舶来信仰」として片づけて舐めてしまったのが失敗の本質的原因だろうなと。
ま、そうは言っても今までは今まで。
いつまでも開業当初の失敗を嘆いても仕方ない。
レクサスの登場によってベンツやBMWが洗練された部分もあるので輸入車ファンとしてはレクサスにもどんどん頑張って市場を刺激してもらいたいところ。
世界市場でみればベンツやBMWは遥か遠くに居るので本国である日本市場では今の倍ぐらい売れる様になれば良いね。
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