トヨタ、2020年頃までに世界販売の半数に設計改革「TNGA」導入
掲載日 2015年03月27日
トヨタ自動車は26日、2015年後半に投入する車種から適用する設計改革「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」(TNGA)について、
20年頃までに世界販売台数の半数に導入すると発表した。
愛知県豊田市で開いた進捗状況の説明会で、加藤光久副社長は
「TNGAはフレー ム車、商用車なども含めたすべてのクルマに展開していく」と強調した。
加藤副社長はクルマのベースとなるプラットフォーム(車台)や
さすが世界のトヨタ。
これまでは結構な手間ひまかけてたんですね。
部品の開発、生産技術の取り組みなどの現状を説明した。同日、初披露された
TNGA対応の新車台(写真)は骨格構成などを見直し、
ボディー剛性を従来比30—65%向上。部品点数も低減し、軽量化した。
新車台はハイブリッド車(HV)「プリウス」次期モデルから搭載する見通し。
今後、ミニバンをはじめ複数車種で共有し、車両の基本性能やコスト
競争力を大幅に引き上げる。トヨタは12年に「グルーピング開発」による
部品とユニット共有化を柱としたTNGAを開始。商品力を向上するととも
に設計効率化、大量生産による部品のコストダウンを狙う。
トヨタはTNGAによって20%の開発効率化が図れるとしている。
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