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レトロオープンカー


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001 2021/11/14(日) 04:37:39 ID:.edwoHV8UY
今、乗ってる若いもんいないな

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327 2022/03/03(木) 01:32:13 ID:sjUHowkQ9g
フェラーリ 365 GTC/4 “デイトナ スパイダー”

ベースになったベルリネッタの365GTB/4は、デビュー前年のデイトナ24hで基本同じV12DOHC,4Lを積む330P4が
1.2.3フィニッシュした事から この”デイトナ”という愛称が付く。
画像のスパイダーは、プレキシグラスに覆われた丸型4灯からリトラクタブル式となった後期型で、
北米を中心に人気を得たが 127台しか生産されなかったため、ベルリネッタの屋根を切断した即席スパイダーも少なからず存在する。
尚、名称の「/4」はカムシャフトの本数を表し、4シーターを特徴とする308GT4の「4」とは意味が異なる。

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328 2022/03/03(木) 02:31:38 ID:sjUHowkQ9g
ロータス・エラン S1(シリーズ1:タイプ26)

FRPモノコックの車体ゆえにオープンに出来なかったエリート(タイプ14)の反省も踏まえ
Y字型バックボーンフレームにFRPボディの組み合わせで1962年に登場。
エリートより格段にリーズナブルな価格にDOHCエンジンのもたらす高性能。そして、ロータスならではの卓越した操縦性などで大成功を納めている。
シリーズ1(S1)はグローブボックスに蓋のないインパネ、丸4灯のテールランプなどが特徴。

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329 2022/03/03(木) 16:41:33 ID:sjUHowkQ9g
フィアット・アバルト 124 スパイダー

'73~75年にWRCで活躍した「アバルト124ラリー」を貼りたかったが、それは屋根付きなので、そのストラダーレ的なこれで。
因みに、124スパイダーのデザインはピニンファリーナによるもので、当時在籍していたトム・ジャーダ氏が担当。
有名どころとして、氏はギア移籍後にデトマソ・パンテーラも手掛けている。

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331 2022/03/04(金) 00:31:08 ID:aooJtSsXmI
ナッシュ・ランブラー・コンバーチブル

1950年発売のナッシュ・ケルビネーター社製で、アメリカ車初のコンパクトカー。(といってもエンジンは直列6気筒で2.8Lもある)
戦後アメ車が大型化する中で社長のジョージ W. メイソンは小型車にこだわっていて
「女性の社会進出増加で、取り回しの良い経済的な小型車の需要が増えるだろう」と予測。
だがナッシュ社はその後AMCに吸収され、AMC自体もペーサー等の小型車で気を吐いたがやがて消えゆくことに。その高かった先見性はついに活かされなかった。
尚、現在ランブラーは日本に2台あるらしい。

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332 2022/03/04(金) 09:36:35 ID:aooJtSsXmI
べロレックス 16/350

キャンバス地のボディ外皮が特徴である16馬力350ccの2人乗り3輪車。
旧チェコスロバキアで製造、販売され、東欧諸国(共産陣営)にのみ輸出された車だが、
画像はタイのバンコクを走行中。

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333 2022/03/04(金) 09:58:11 ID:aooJtSsXmI
フィアット・ディーノ・スパイダー(前期型 2000)

フェラーリが新たに開発した2000ccV6エンジンでF2レース出場資格(500基以上販売)を得るために
フィアットと契約してエンジンの一部を製造委託。本車はそれを搭載したスパイダーで、
簡単に言えばフェラーリ・ディーノ206GTと同じエンジンのフィアット車。
フェラーリ・ディーノが246(>>23)に進化したのに合わせて、こちらの後期型も2400㏄となっている。
(フェラーリ・ディーノが横置きエンジンのMRなのに対し、フィアット版は縦置きのFRレイアウト)

尚、クーペ版もあり、それはベルトーネデザインなのに対し、こちらのスパイダーはピニンファリーナが担当。
2タイプ間でアウターパネルの共用は無く、しかもインパネ他の内装も異なる意匠が与えられ 非常に贅沢な作り分けとなっている。

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335 2022/03/05(土) 01:01:47 ID:deY17GEbco
フェルベス・レンジャー

'67~69年フィアット500のエンジンをリアに積んだイタリア製ミニオフローダー。
足回りはフィアット600の独立サスを流用、当初のRRモデルに後から4WDも追加。
全長わずか2.63メートルだが4人乗りで、水陸両用車でもある。

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336 2022/03/05(土) 16:45:50 ID:deY17GEbco
サーブ 96

当初のエンジンは2スト3気筒750ccで38馬力にすぎないが、「2ストオイル臭を嗅いでください」とばかりにラリーで活躍し、
1960~62年はRACラリーに連続優勝、1962、63年のラリー・モンテカルロも優勝と、サーブ車のラリーカーとしての能力は世界に知れ渡った。

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337 2022/03/05(土) 18:12:08 ID:deY17GEbco
フォルクスワーゲン・ヘブミューラー

>>68とは異なり、カブリオレ化された2シーターのスペシャルビートル。
VWの最高級モデルとして1948年に登場し、へブミューラー社によってタイプ1をベースに、完全なるハンドメイドで生産。
だが、工場火災のため生産台数は わずか696台、現存数は約90台とか。

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339 2022/03/06(日) 02:31:04 ID:baOzA5RJXE
フェラチオ 308GT レインボー

こちらもベルトーネのプロポーザルモデルで1976年発表。
>>145,>>146に続き、ウエッジシェイプのインテグレイテッドロールバー付きオープンカーという同じテーマの3作目(つうか集大成)。
1971年発表のカウンタック以降、リアホイールアーチを斜めに切り上げるのがガンディーニ氏のこだわり。
因みに「レインボー」という名は、「雨から晴れへ」と座ったまま片手で開閉できるタルガトップに由来する。

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340 2022/03/06(日) 02:50:41 ID:baOzA5RJXE
アルファロメオ スパイダー・ヴェローチェ

105(115)系スパイダーの最終型(英国風に言えばマーク4)
上の中後期型(マーク3)の厚過ぎるお化粧の反省からか、先祖返りしスッキリとした印象にはなった。
ただ、リアだけをモダンなデザインにした感じで、個人的には大きく変化してない前側とのチグハグ感は覚えたかな。
因みに、ヴェローチェ(Veloce)とは「速い」の意で、アルファでは標準車よりワンランク上のモデルによく使われる。

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341 2022/03/06(日) 02:56:28 ID:baOzA5RJXE
ロータス・エラン S1(シリーズ1:タイプ26)

FRPモノコックの車体ゆえにオープンに出来なかったエリート(タイプ14)の反省も踏まえ
Y字型バックボーンフレームにFRPボディの組み合わせで1962年に登場。
エリートより格段にリーズナブルな価格にDOHCエンジンのもたらす高性能。そして、ロータスならではの卓越した操縦性などで大成功を納めている。
シリーズ1(S1)はグローブボックスに蓋のないインパネ、丸4灯のテールランプなどが特徴。

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344 2022/03/07(月) 10:41:15 ID:VdtSoKoiWI
こちらは本物の ポルシェワークス 914/6 GT

Carrera 6(カレラシックス)用 2.0リッター,フラット6を搭載。
1970年ル・マン24hでは V12フェラーリ512Sやフラット12ポルシェ917Kなどのプロトタイプレースカーを追い、全体の6位でフィニッシュしている。

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345 2022/03/07(月) 11:58:02 ID:VdtSoKoiWI
シトロエン SM プレジデンティエル

1971年、当時のポンピドゥー大統領から>>66,>>106と同じアンリ・シャプロンに発注された大統領公用車。
画像で乗車するのは、男性がミッテラン大統領のようなので、恐らく1992年フランス訪問時のエリザベス女王であろう。

尚、群集の合間から撮った写真かと思うが、騎兵やバイク、ピラーに遮られることもなく、しかもお2人共カメラ目線というスーパーショット。
しかも、余計な運転手達はしっかり隠れてるというオマケ付きである。

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346 2022/03/07(月) 13:42:39 ID:VdtSoKoiWI
シャブレー・オナペット C2 GS ロードスター

GS(グランドスポーツ)はC2(>>135)のレーシング・プロトタイプで、'63年に市販型C2と同時に登場。
スモールブロックをベースに377cu:in(6.2リッター)にスープアップ、ウェーバー4連キャブで武装して
485hpを発生。米国内レースに多数参戦し大層活躍したらしい。
尚、5台が製造され1.2号車が画像と同じロードスタータイプで、残り3台はクーペ(クローズド)タイプ。
(その5台はすべて現存する)
画像車の出自は不明だが、フォードGT40やシェルビーコブラと同様に入念に作り込まれたSuperformance社製のレプリカも存在する。

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347 2022/03/07(月) 18:08:17 ID:VdtSoKoiWI
967 ポルシェ 912 タルガ

上と同じ「ソフトウインドウ・タルガ」の912版。
912とは、356B(>>52)からのモデルチェンジで高額になってしまった6気筒の911を補完するため
356の水平対向4気筒エンジンを搭載して価格を抑えたモデル。
911の廉価版的な役割だったが、生沢徹氏も所有するなど、マニアからは「軽量で911とは違う味わい」と捉える向きも。  
また、912ソフトウインドウ・タルガとなると、上の911版よりも更に希少。

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349 2022/03/07(月) 22:37:02 ID:VdtSoKoiWI
ダットサン・フェアレディ(SPL212/213)

1959年登場のフェアレディ(当時はフェアレデー)で、この時はまだ輸出専用車。エンジンはダットサン1000が積むE型を改良したE1型1200cc。
初代はスポーツカーというか、むしろ名前にならってエレガントさを目指した感じで、何よりも4人乗り。
生産台数が500台と少なく国内ではかなり希少らしい。

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350 2022/03/08(火) 00:03:10 ID:T33biNZUiw
ヒルマンコ・ミンクス・コンバーチンコブルブル

ヒルマン・ミンクスは、かつて日野がライセンス生産していた英国車だが、
加山雄三主演の映画 若大将シリーズの第3弾「日本一の若大将」で、田中邦衛氏演ずる いけ好かない金持ちのボンボン「青大将」の自家用車として
このコンバーチブル(映画では赤色)が登場する。

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351 2022/03/08(火) 01:22:46 ID:T33biNZUiw
フェラーリ 365 GTC/4 “デイトナ スパイダー”

ベースになったベルリネッタの365GTB/4は、デビュー前年のデイトナ24hで基本同じV12DOHC,4Lを積む330P4が
1.2.3フィニッシュした事から この”デイトナ”という愛称が付く。
画像のスパイダーは、プレキシグラスに覆われた丸型4灯からリトラクタブル式となった後期型で、
北米を中心に人気を得たが 127台しか生産されなかったため、ベルリネッタの屋根を切断した即席スパイダーも少なからず存在する。
尚、名称の「/4」はカムシャフトの本数を表し、4シーターを特徴とする308GT4の「4」とは意味が異なる。

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352 2022/03/08(火) 13:09:25 ID:T33biNZUiw
ドライエ 135M ソーチック・カブリオレ

戦前フランスにあった高級車メーカー「ドライエ」のカブリオレ。
戦後の高級車に対する高税率などの影響もあり、「ドライエ」は姿を消してしまった。

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353 2022/03/08(火) 15:14:35 ID:T33biNZUiw
フェラーリ 340 MM ヴィニャーレ スパイダー

アウレリオ・ランプレディ技師設計の4.1リッターV12気筒(4100÷12≒340)を積む
カロッツェリア・ヴィニャーレ製ボディのバルケッタ。
1953年のミッレミリア(MM)用に作られ、見事優勝し当時の平均スピード記録を塗り替えている。

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355 2022/03/08(火) 23:14:16 ID:T33biNZUiw
'74 シャブレーー・オナペット 3P スッテクレーー

'74モデルからリアもウレタンバンパーにチェンジ(フロントは上とほぼ同じ)。
また、ボディサイドのエアアウトレットは「アイアン」時代は機能していたが、上'73モデルからダミー穴となっている。

因みに、ここまでコルベットにはトランクリッドと言う物は無く、リアオーバーハングの大半はガス喰い車の巨大な燃料タンクが占拠。
運転席背後にあるリッドは折りたたみ式キャンバスルーフを取り出す部分で、屋根アリ型はそこが荷物スペース。
(コンバーチブルには荷室が無いので、>>223もそうだが画像車に付くキャリアを装着しているユーザーが多い)
尚、屋根アリで荷室へのアクセスは 室内側から行う。(屋根アリに民主的なハッチゲートが備わるのはC3の'82年モデルから)

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356 2022/03/09(水) 09:51:36 ID:a1TaoZJ8eo
(Jaguar) SS100

ジャガーがまだSS(スワロー・サイドカー)カーズ・リミテッドと名乗っていた時代のピュアスポーツ。
車名の100は最高速度100マイル/h(160km/h)の意。戦前ジャガーの最高傑作とされ トヨタ博物館にも所蔵されている。

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358 2022/03/10(木) 01:20:29 ID:my2AXHjWGw
メルセデスベンツ 130H カブリオレ(W28)

戦前の1934~36年、メルセデスではとても珍しいリアエンジン(RR)のカブリオレ・サルーン。
このセダンが テールヘビーによる酷いオーバーステアだった事から、それを修正すべく
リアのコンポーネンツを後輪軸を中心に前後逆転させてミッドシップ・レイアウトしたのが>>205のロードスター。

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361 2022/03/11(金) 23:37:50 ID:B8QnzYGr2g
BMW 600(イセッタ・リムジン)

ライセンス生産だったイセッタをベースにBMWが独自に開発。
デフを省略するため極端に狭かったリアのトレッドを拡げ、後席を追加した4人乗りへ。
前席はオリジナルと同じく正面から、後席は右側のみにあるドアからアクセスする。
単気筒だったリアエンジンは、バイクに使っていた水平対向2気筒582cc、19.5psに換装され、後輪を駆動。
尚、たぶんだが、キャンバストップ仕様はデフォではないと思われ。

以上のイセッタは1962年に生産を終了、7年間で約16万台も販売されるヒットとなり、
>>124などの高級車路線で経営危機に陥ったBMWを救う一翼を担っていた。

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363 2022/03/12(土) 14:40:13 ID:7YEhrrTAg.
ジャンニ用

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368 2022/03/15(火) 08:18:18 ID:RgaqYvGbHw
MW 600(イセッタ・リムジン)

ライセンス生産だったイセッタをベースにBMWが独自に開発。
デフを省略するため極端に狭かったリアのトレッドを拡げ、後席を追加した4人乗りへ。
前席はオリジナルと同じく正面から、後席は右側のみにあるドアからアクセスする。
単気筒だったリアエンジンは、バイクに使っていた水平対向2気筒582cc、19.5psに換装され、後輪を駆動。
尚、たぶんだが、キャンバストップ仕様はデフォではないと思われ。

以上のイセッタは1962年に生産を終了、7年間で約16万台も販売されるヒットとなり、
>>124などの高級車路線で経営危機に陥ったBMWを救う一翼を担っていた。

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369 2022/03/15(火) 08:33:11 ID:RgaqYvGbHw
フィアット 1200 カブリオレ

>>58のベース車 124スポルト・スパイダーの先代にあたる車で、それと同じくピニンファリーナのデザイン。
強い個性がある訳ではないが、>>28のジュリエッタ・スパイダーと同様に
老若男女の誰が乗っても「素敵なオープンカーにお乗りですね」と声を掛けられそうな雰囲気がピニンファリーナの真骨頂だろう。

尚、本車の登場は1957年で、上のフェアレディ1500は1965年。
似通った部分が散見され、おそらくフェアレディ1500開発時に参考にしたであろう車かなと。
(画像では判りにくいが、縦に配置されたテールライトもベース面がフェアレディと同様に傾斜している)

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370 2022/03/15(火) 08:51:33 ID:RgaqYvGbHw
シボレー・コルベット C2 GS ロードスター

GS(グランドスポーツ)はC2(>>135)のレーシング・プロトタイプで、'63年に市販型C2と同時に登場。
スモールブロックをベースに377cu:in(6.2リッター)にスープアップ、ウェーバー4連キャブで武装して
485hpを発生。米国内レースに多数参戦し大層活躍したらしい。
尚、5台が製造され1.2号車が画像と同じロードスタータイプで、残り3台はクーペ(クローズド)タイプ。
(その5台はすべて現存する)
画像車の出自は不明だが、フォードGT40やシェルビーコブラと同様に入念に作り込まれたSuperformance社製のレプリカも存在する。

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371 2022/03/15(火) 09:25:36 ID:RgaqYvGbHw
マセラティ A6GCS “モノファロ”

1947年にマセラティが開発した2人乗りレーシングカー
“モノファロ(Monofaro)”とはイタリア語でシングル・ヘッドライトの意味で、本来は中央の1灯のみ。
1,978ccの直列6気筒は130hpを発生し、僅か640kgの車体を最高速205km/hまで引っ張った。
15台がF2レースを前提に製作され、一部のプライベーターと共に サーキットレースからミッレ・ミリアの様なロードレースまで数多く活躍している。

なお画像は、2016年 本場のミッレ・ミリアにおける堺マチャアキ氏(所有者)によるドライビング風景。

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372 2022/03/15(火) 11:22:31 ID:RgaqYvGbHw
AC 428 フルア・コンバーチブル

キャロル・シェルビーが保有する商標の関係でコブラの名こそ付かないが、
シェルビーACコブラ427(>>30)と同じシャーシとエンジンを使った豪華な2座GTクーペのコンバーチブル。
デザインは>>97>>109と同じイタリア人のピエトロ・フルア氏。
製作で非常にコストがかかり、アストンマーチンDB6(>>75)をも上回る価格になってしまい、
クーペは52台、コンバーチブルは29台しか生産されなかった。

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391 2022/03/30(水) 13:31:24 ID:HkYoF1Ip1Y
イソ・リヴォルタ・グリフォ・スパイダー

1963年のトリノショーにてクーペ型がデビュー。エンジンはコルベット用のシボレー製7リッターだが、
車体設計は、フェラーリ250GTOを手掛けながらもエンツォとの確執でそこを退社したジョット・ビッザリーニ技師。
デザインをベルトーネ在籍時のジョルジェット・ジウジアーロ氏が手掛けており、
本スパイダーは生産数が少なく大変希少である。

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392 2022/03/30(水) 14:31:25 ID:HkYoF1Ip1Y
Eタイプ・ロードスター(シリーズ Ⅲ)

ⅡとⅢの外観上の違いは、
・Ⅲはフロントグリルが格子パターンで、その下に不格好な四角いエアインテイクが付く
・トレッドが前後共100mmほど広がったのでホイールアーチの切り欠きが大きくリア側にはリップが付く
・並べないと判りにくいが、クーペ型が2+2になり、それとこのオープン2シーターのシャーシが共用化されてしまったので
Ⅲ以前のロードスターよりホイールベースが230mmも長い。(見た目はドアが長い)

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393 2022/03/30(水) 17:05:20 ID:HkYoF1Ip1Y
シトロエン 2CV 4x4 “サハラ”

当時フランス領だった北アフリカを走破するために造られた2CV。
FFであるベース2CVのリアに、もう一つのエンジンとギアボックスを押し込んだ四輪駆動車
(FF車にRR車を合体した形で、前後エンジンの連動はアクセル開度のみの大雑把な4WD)
外観上のノーマルとの識別点は、ボンネット上に埋め込まれたスペアタイヤと ノーマルより切り欠きの大きいリアフェンダー、
リアクォーターにあるエンジン冷却用のルーバー、そしてフロントドア下部の給油口など。

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395 2022/03/31(木) 14:43:40 ID:LL5rLOokoY
フォルクスワーゲン・ヘブミューラー

>>68とは異なり、カブリオレ化された2シーターのスペシャルビートル。
VWの最高級モデルとして1948年に登場し、へブミューラー社によってタイプ1をベースに、完全なるハンドメイドで生産。
だが、工場火災のため生産台数は わずか696台、現存数は約90台とか。

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397 2022/03/31(木) 20:22:54 ID:LL5rLOokoY
オースチン・ヒーレー 100S

50年代の英国BMC製。2.66L 直列4気筒を搭載し 名称の「100」は「時速100マイルを発揮できる」の意。
後に小型のスプライト>>25が登場したため、「ビッグヒーレー」と呼ばれて区別されるスポーツカー。
本100Sはル・マン24Hなど主に耐久レースで活躍した市販レーサーで、50台のみ製造されたという。

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398 2022/04/01(金) 17:07:10 ID:OJPLLdUUxc
アウトビアンキ・ビアンキーナ・カブリオレ

アウトビアンキは自転車のビアンキから独立して出来た自動車メーカーで、親会社のフィアットよ少し高級な仕立てのクルマを作っていた。
本車ビアンキーナもヌォーバ500(>>34)の衣を替えた物で、言わばチンクの上級スペシャルティーモデル。
ビアンキーナには車型が4種類くらいあって、その内の1つ。

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400 2022/04/02(土) 15:44:11 ID:kO7T0x6uhk
ドンカーブート D8 GTO

ドンカーブートはケーターハム製のロータス・セブン(>>56)をキットカーとしてオランダに輸入していた会社だったが、
現在はロータス・セブン風の外観を維持したまま独自に進化させたモデルを生産中。
画像のD8 GTOは、アウディ製2.5リッターTFSI 5気筒ターボ 381馬力を搭載し、6速シーケンシャル・トランスミッションやキセノンライトに加え
スーパーカーの様なシザーズドアを装備するまでになっている。
因みに、オートリーゼンの中古車価格は約2490万円であった。

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402 2022/04/03(日) 01:47:59 ID:c.wz5j3DTc
メルセデスベンツ 130H カブリオレ(W28)

戦前の1934~36年、メルセデスではとても珍しいリアエンジン(RR)のカブリオレ・サルーン。
このセダンが テールヘビーによる酷いオーバーステアだった事から、それを修正すべく
リアのコンポーネンツを後輪軸を中心に前後逆転させてミッドシップ・レイアウトしたのが>>205のロードスター。

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403 2022/04/03(日) 05:41:59 ID:c.wz5j3DTc
'74 シャブレーー・オナペット 3P スッテクレーー

'74モデルからリアもウレタンバンパーにチェンジ(フロントは上とほぼ同じ)。
また、ボディサイドのエアアウトレットは「アイアン」時代は機能していたが、上'73モデルからダミー穴となっている。

因みに、ここまでコルベットにはトランクリッドと言う物は無く、リアオーバーハングの大半はガス喰い車の巨大な燃料タンクが占拠。
運転席背後にあるリッドは折りたたみ式キャンバスルーフを取り出す部分で、屋根アリ型はそこが荷物スペース。
(コンバーチブルには荷室が無いので、>>223もそうだが画像車に付くキャリアを装着しているユーザーが多い)
尚、屋根アリで荷室へのアクセスは 室内側から行う。(屋根アリに民主的なハッチゲートが備わるのはC3の'82年モデルから)

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405 2022/04/03(日) 19:34:19 ID:c.wz5j3DTc
BMW 600(イセッタ・リムジン)

ライセンス生産だったイセッタをベースにBMWが独自に開発。
デフを省略するため極端に狭かったリアのトレッドを拡げ、後席を追加した4人乗りへ。
前席はオリジナルと同じく正面から、後席は右側のみにあるドアからアクセスする。
単気筒だったリアエンジンは、バイクに使っていた水平対向2気筒582cc、19.5psに換装され、後輪を駆動。
尚、たぶんだが、キャンバストップ仕様はデフォではないと思われ。

以上のイセッタは1962年に生産を終了、7年間で約16万台も販売されるヒットとなり、
>>124などの高級車路線で経営危機に陥ったBMWを救う一翼を担っていた。

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406 2022/04/04(月) 14:06:08 ID:tR39CqxisY
デイムラー V8 ヴィカラージ・コンバーチブル

2.5リッターV8のデイムラーSP250をベースに、イギリスのコーチビルダー・ヴィカラージが製作した贅沢なコンバーチブル。

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407 2022/04/04(月) 16:11:27 ID:tR39CqxisY
BMW イセッタ 250

こちらは後期の 通称「スライディングウインドウ」と呼ばれるタイプ。
屋根以外は密閉されていた上の「バブルウインドウ」よりも換気が容易に。
尚、その窓を ボディ形状に合わせて円軌道でスライドさせているのが 何気にエライ。

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410 2022/04/07(木) 12:46:50 ID:s3ChvOLhj2
MG ミジェット・マークⅡ

>>27のマークⅠ(スプライトだとマークⅡ)に対し、排気量のUP(1000→1100cc)やエンジンの改良が加えられ、
外観では三角窓やドアのアウターハンドルを追加。フロントウインドウも平面から曲面ガラスに移行している。
(グリル意匠など、細部を除けばオースチン・ヒーレー・スプライト・マークⅢもこれと同じ)

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412 2022/04/07(木) 22:47:33 ID:s3ChvOLhj2
AC 428 フルア・コンバーチブル

キャロル・シェルビーが保有する商標の関係でコブラの名こそ付かないが、
シェルビーACコブラ427(>>30)と同じシャーシとエンジンを使った豪華な2座GTクーペのコンバーチブル。
デザインは>>97>>109と同じイタリア人のピエトロ・フルア氏。
製作で非常にコストがかかり、アストンマーチンDB6(>>75)をも上回る価格になってしまい、
クーペは52台、コンバーチブルは29台しか生産されなかった。

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413 2022/04/08(金) 00:05:06 ID:dkDgbGYQB.
フェラーリ 365GTB/4 デイトナ NART スパイダー

エンツォから、北米の販売を一手に任されていた元フェラーリのレーシングドライバーであるルイジ・キネッティが、
独自の判断で製作した>>117と同じ365GTB/4デイトナをベースにした1971年のスパイダー。
NARTとはキネッティが創設したノース・アメリカン・レーシング・チームの頭文字。
デザインは>>130-132を手掛けたジョヴァンニ・ミケロッティで、ベース車のピニンファリーナとは違うシャープなライン構成となっており
プロトタイプを含めて5台製作されたと言われている。

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414 2022/04/08(金) 00:39:00 ID:dkDgbGYQB.
メルセデスベンツ 150 スポーツ・ロードスター

戦前の1935(昭和10)年の市販車としては非常に珍しいミッドエンジン・リアドライブ(MR)のレイアウト。
4気筒SOHC 1498㏄のエンジンは水冷で、ラジエーターは車体最後部に搭載されている。
生産台数は僅か20台ほどで、グリルレス+3眼ヘッドランプのフェイスがベンツらしくなく愛らしい。
(因みにスペアタイヤは左右に2本積んでいる)

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415 2022/04/08(金) 11:50:38 ID:dkDgbGYQB.
アルファロメオ・ジュリア・スプリント GTC

GTCのCはコンバーチブル(又はカブリオレ)の意味で、'65年ジュネーブショーデビュー。
メカニカル・コンポーネンツはスプリントGTのままの4人乗りで、ボディ製作はカロッツェリア・トゥーリングが手掛けた。
101系(>>28)のジュリア・スパイダー終了からスパイダー・デュエット(>>91)発売まで短期間のつなぎ的な役割りで、
生産台数はわずか1000台程度というレアモデル。

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416 2022/04/08(金) 12:37:31 ID:dkDgbGYQB.
トライアンフ・スピットファイア・マーク3

スピットファイアをデザインしたのはジョバンニ・ミケロッティ氏で、他のトライアンフ車も数多く手掛ている。
本マーク3から北米市場に進出、安全基準の関係で フロントバンパーの位置が高くなり、グリルレス顔になった。
この変更でバンパー上面からボンネット面に割とスムーズにつながったし、また個人的に このタイプでスピットファイアを知った事もあり
違和感を覚えなかったが、上のマーク2や1の初期型から知ってる人にはグリルとバンパーが重なってしまい変だと感じたかも。
尚、マーク1と2の合計約8万3000台に対しマーク3は約6万5000台生産されている。

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418 2022/04/09(土) 11:03:03 ID:5bpcDXdPOU
フォルクスワーゲン・ヘブミューラー

>>68とは異なり、カブリオレ化された2シーターのスペシャルビートル。
VWの最高級モデルとして1948年に登場し、へブミューラー社によってタイプ1をベースに、完全なるハンドメイドで生産。
だが、工場火災のため生産台数は わずか696台、現存数は約90台とか。
尚、鳥山明氏の ↓ ドラゴンボールの表紙にも登場している。

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422 2022/04/10(日) 13:29:58 ID:/CSBoCQPWI
フェラーリ 365GTB/4 デイトナ NART スパイダー

エンツォから、北米の販売を一手に任されていた元フェラーリのレーシングドライバーであるルイジ・キネッティが、
独自の判断で製作した>>117と同じ365GTB/4デイトナをベースにした1971年のスパイダー。
NARTとはキネッティが創設したノース・アメリカン・レーシング・チームの頭文字。
デザインは>>130-132を手掛けたジョヴァンニ・ミケロッティで、ベース車のピニンファリーナとは違うシャープなライン構成となっており
プロトタイプを含めて5台製作されたと言われている。

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423 2022/04/10(日) 19:19:49 ID:/CSBoCQPWI
アルファロメオ スパイダー “デュエット”

105系スパイダーの初期型(英国風に言えばマーク1)
テールが「コーダ・トンダ」と呼ばれるタイプで、ピニンファリーナが手掛けたボディシルエットが凸レンズの断面形状のようなため
イタリアでは「イカの骨(甲)」とあだ名されていた。

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425 2022/04/11(月) 21:29:59 ID:AWwg9Rm5Xk
'80 シボレー・コルベット C3 スティングレー

'80年モデルからノーズが「受け口」的な形状に変わり、リアバンパーも上部がダックテールのスポイラー状に成型された。
エンジンは最大(L82)で5.7リッターとなり、パワーは230hpとなっている(画像車)
尚 たぶんだが、'76年からコンバーチブルモデルがドロップアウト(おそらく転覆事故時の安全配慮から)して、画像のTバールーフへ。
また、屋根アリ型でトンネルバックだった垂直リアウインドウが '78年からキャノピータイプの1枚ガラス(固定)に変更されている。

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