>>24 この問題(高速道路の上限速度緩和と実勢速度重視)は時系列で正確に検証できるわけよ。
高速道路における速度規制の見直しに関する調査研究委員会において
「高規格の高速道路における速度規制の見直しに関する提言」が為されたのが平成28年の3月。
しかしながら、遡る平成25年12月に「速度規制等の在り方に関する提言」によって
実勢速度100km/h~120km/hの自由流区間(ドライバーが自由に走行速度を決定できる区間)での
事故率が調査されたわけ。すると、なななんと制限速度100km/h且つ、実勢速度も100km/hの
区間よりも事故率が4割も低かった。(8.3件/億台kmに対し5.2件/億台km)
様々な理由が考察されたが、一つは速度が高い分、集中して運転している等々が挙げられた。
で、つまりは、(条件が整った道路に関して)速度上限を上げた方が事故が減るということが証明されたわけよ。
ここまでが、高速道の速度緩和の経緯なんだが、問題は実勢速度というやつ。
平成28年の3月以降は社会実証として120km/h走行が経過観察されたわけだが、それ以前は
実態として、その速度で流れているので実勢速度として追認していたことになり、それは
後日の(上限速度緩和の報告書で)警察庁も認めている。
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