(続き)
ここからは私見だが
我が国には後面衝突時の後部乗員傷害の安全基準もなければ試験もない。
仮に欧米並みの後面衝突性能試験、及び、運転席と助手席以外の乗車員の後面衝突試験を導入すれば
ほぼ軽自動車というカテゴリーは安全面で立ち行かない…と思う。
現行、行われている唯一の後面衝突試験が有意なものとは思えない。
つまり、後面衝突試験は同じ質量の車が追突した想定しかしていないし、しかもその際に
運転席と助手席以外の乗車員(後部乗員)を対象とした基準や試験は一切ないし
そして、自動車の衝突事故における乗員傷害のうち最大・最多の要因は後面からの衝突だし…
エビデンスとして「相互事故」つまり、車と車が衝突して起こる事故での乗員の死亡率は
軽自動車の方が27%ほど高い。但し、これは運転席、助手席、後部座席等々の乗車位置に
よる区分けがされていないので、私見による憶測だが後部座席に限って言えば軽自動車の
死亡率は更に増すものと推察される。
これらからして少なくとも、後部乗員を乗せること、衝突エネルギーが増す高速道路など
交通モードが早い環境、これらの用途としては乗りたくないな。<軽自動車
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