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同じくウイリス・アメリカーで、こちらはピックアップとステーションワゴン
ピックは赤車が'40年で、青は'41年型。ワゴンは当時物イラストが'40年で、現車は'41年型。
ピックはハーフトン・キャブ・ピックアップ(Half-Ton Cab Pick-Up)といい、
エンジンは乗用車と同じ2.2リッター直列4気筒だが圧縮比を下げて57馬力としていた。
ホイールベースはセダンより2インチ短い100インチ(2.54m)、全長は4.6m。
駆動系、サスペンション、ブレーキ、エンジンの冷却系などは乗用車から強化されてたらしい。
尚インパネは、
>>587などの改造車だと違っているのだが、'40年型のオリジナルクーペもこんな感じだったんじゃないかと。
ワゴンはイラストの'40年に初めて登場したモデル。
注目したいのは「Town and Country STATION WAGON」と記載されていること。(解像度7Kなので読める)
この場合のTown and Countryは固有名詞ではなく、街でも田舎でも多目的に使えますよ、という意味で使用。
この翌年、クライスラーから
>>578-579の個性的なウッディワゴン「Town & Country Wagon」が誕生したが、
こちらの場合は固有名詞で、2016年までずっと使われていた。
その
>>578クライスラーをはじめ
>>486パッカードや
>>543フォード、
>>554シボレーなど
1940~50年代は、ウッディスタイルのワゴンがアメリカでは普通にいっぱい存在していたようだ。
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