日産のコストカットによるクルマ作り全般に及ぶ相当に深刻な状態の一例は
「セレナが上半期ミニバンで販売1位」のカラクリ
これは説明の必要はないだろうが日産は「定員6名以上の国産車」をミニバンと定義して独自に集計
した結果、販売1位と(勝手に)しているが、実販売台数でいえば同時期で1位はノアボクの7万1千台
以下、シエンタ5万8千台、フリード4万1千台、アルファード3万9千台・・・となる。
セレナは39,637台でノアボクを分けなかったら7位に沈む。(ルーミーやソリオが入ってくるから)
ノアとボクシーは其々3万6千台と3万5千台に分けている点と、フリードやシエンタには5人乗りが
入っているから日産の定義するミニバンには当たらないという、なんとも身勝手な統計なわけね。
ま、カラクリの話はここまでとして
件のセレナは価格が安いことが最大のウリで、それでもライバルの後塵を拝しているのは
プラットホームが2代前からのキャリーオーバーで、走行性能もだが、百歩譲って走行性は無視しても
「床が高い(低床ではない)」のね。ミニバンを(家族の為にとかいう理由で)買う人は
そういう部分に目ざとく、結果(ライバルと比べて)売れてないと。
余力がないのか?コストカット命なのか?いずれにしてもEパワー一択と言い、キャリーオーバー
だらけといいクルマ作り全般に及ぶ相当に深刻な状態に至っているよ。
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