帰ってきた採点マン


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001 2023/02/11(土) 21:30:19 ID:0ozuXQFEno

車歴50台以上の私が、完全主観であなたの貼り付けたクルマを100点満点で採点するぜ!
採点配分はデザイン70%、その他の魅力が30%だ。
私はクルマに結構詳しいが、出来れば車名を書いてくれ。

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130 2023/02/23(木) 23:38:06 ID:I/Bda2z1QM
>>129
「ノーズが空の方を向いている」というより、空気を上下均等に切り裂くイメージです。
同様に尻下がりに感じるのも、フロントと同じ高さで形を収束させ空気をスムーズに流したかったから。
これは、カッコいい悪いの話ではなく、これが一番速く走れる形だと信じられていた為です。

ボンネビル・ソルト・フラッツなどで行われる平坦な直線で最高速を争う競技なら、今でもその形状が主流ですが、
ロードレースでは必ずカーブがあり、そこでの抜き差しが重要。
そこで生まれた概念が「ダウンフォース」で、地面に強く押し付けた方がコーナーが速いと判った事から
前が低くて後ろが高いくさび型がレースで有利と分かってきた。

更に、テールを長くして空気をスムーズに収束させるのに近い効果は、テールを突然スパッと切り落としても得られると判り、
重量配分でもオーバーハングが短い方が有利なので、このスタイルが主流になったのです。
(このテールはコーダトロンカとよばれました:ポルシェ917 langheckなどでテールが長いのはル・マンの直線に重点を置いているから)

どの時代でも、レースで勝てる速い車が「カッコイイ」とされていたので、昔のスポーツカーはそうなっているのです。

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131 2023/02/23(木) 23:54:32 ID:I/Bda2z1QM
上の画像は1952年のアルファロメオのレーサー 1900 C52で、>>130の説明に丁度良いので掲載。
(後で付けられた通称は「ディスコ・ヴォランテ」で「空飛ぶ円盤」)
この車の戦績は及第点だったが、これの影響が大と言われるジャガーDタイプ(1954~57年)はル・マン24hで3連覇を成し遂げるなどしています。

ついでにですが、アルファロメオは戦前からDOHCエンジンを作ってました(レースに出るような高性能なスポーツカーでしたが)
戦後は、事業の方針を転換。敗戦国イタリアの実情の合った比較的安価な大衆車製造へと舵を切る事に。

だが、それでもアルファロメオが唯一こだわっていたのがエンジンで、
1950年、画像のごく普通のセダンにDOHCヘッドを使用。日本ではOHVはおろかサウドバルブの時代にです。
おそらく、戦後で最初のDOHCセダンはこの車(アルファロメオ 1900)かと。

その後、1980年代に業績不振に陥るまでアルファのエンジンと言ったら全てDOHCで、
それは、世のクルマ好きオッサン達から一目置かれるブランドとなった始まりでもあったのです。

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