当たり前の話だけど、ワゴン(ブレークやバリアント)はセダンと同じ感覚で使える上で
カーゴ容量が多いというのが訴求点だからねえ。
走行性能などのダイナミクス面でセダンと同等というのが見逃せない点だよ。
従って、3尻やC倉ほか、枚挙に暇がないセダン大国の欧州では高い需要があるし続々と新車も出てる。
セダンが絶滅危惧種な日本だとお察しの通りになるわな。
欧州のモノスペース(日本で言うミニバン)はC4ピカソとかFF系2尻とか日本のミニバンとは
似て非なるもので、後席の生存試験がある欧州だと日本のミニバンは尽く通用しないからねえ。
現在日本で販売しているクルマの追突安全基準はたった一つ。
「50km/hで追突された時に燃料漏れしないこと」だけでダミーを積んだ試験とか生存性に
ついての認証は一切行われていない。
欧州の街で見ないことがない程、走り回っているのは例えばフォードのトランジットシリーズ
のような純粋なカーゴ車なので問題がないわけだ。
誰もが知るワゴン、A4バリアントとか308ブレークとかの他にも数え切れないほどの”ワゴン”
があり、今年に入ってからでもジャガーXFスポーツブレークやパナメーラのスポーツツーリスモ
等々、続々とワゴンが供給され続けている欧州とは事情が違うからねえ。
返信する