https://forbesjapan.com/articles/detail/1652...    初めてレクサスLCの市販車を見たときに、鳥肌が立った。 
 そのV8エンジンのうなり声を胸に感じたときも、背筋に電流が走った─。   
 2012年のデトロイト・モーター・ショーにデビューしたコンセプトカーそのままじゃないか。 
 レクサスがこれまで出した中で一番美しいクルマに違いない。 
 日本の新車と出会ってこんなに感動することはめったにない。   
 とにかく迫力満点のレクサスLCは、不可能を可能にした不思議なクルマだ。 
 今回は、なかなか日本車のスタイリングを褒めない僕の海外の同僚たちも、あまりのショックで唖然とした。 
 そのシャープでエッジな外観は賛否両論で好き嫌いははっきりするが、僕は好きだ。   
 できあがったデザインとレクサスの美しさへの挑戦を褒める同僚は多かった。 
 「カッコいい! いったい、このデザインはどこから湧いてきたんだ?」と、辛口のドイツ人ジャーナリストも衝撃を受けていた。   
 レクサスのライナップの中で、限定スーパーカーのLFAやRCなどはスポーツ系でシャープな外観ではあるもののカ 
 ッコイイとまでは言えず、残りのラインアップは、正直なところ外観がかなりシンプルで保守的と言える。 
 LCは、そんなレクサスのデザイナーの夢の中から現実世界に現れたかのようなクルマなのだ。
 
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