ダイハツが東京オートサロン2024への出展を辞退することが報道された。
新型ムーヴの出品も期待されたが、これは叶わないことになる。
2023年のダイハツは、新型ムーヴのフルモデルチェンジ発売に向けた準備を進めてきた。
しかし、4月、5月の不正発覚が原因で、ダイハツでは新型車が投入できない状況が続いてきた。
2023年12月20日には、新たに174件の不正が、ダイハツの調査を進めてきた第三者委員会によって報告された。
現行販売モデルのほとんどが不正の対象車種となってしまい、東京オートサロンのような大規模展示会に
参加できるような状況では無さそうである。
さらに、開発が進められてきた新型ムーヴも第三者委員会の調査によって判明した、
「不正の対象となる車種」の一つである可能性がある。
12月20日に公表された「今回新たに判明した不正の対象となる車種一覧」では、
国内販売される「開発中車種」が1つ含まれている。
ダイハツ内で数ある開発中の車種のなかでも、当時、一部ユーザーに向けた
リーフレットの配布にまで進捗していたのは「新型ムーヴ」だけ。
第三者委員会の調査が入った段階で、既に認証申請を終えており、
調査の対象となっていたことが推測される。
また、新型ムーヴは、2022年7月発売の「ムーヴ キャンバス」が
開発のベース車両であると推測される。
多くの構成部分が、新型ムーヴと共通化されることが予想されるが、
この「ムーヴ キャンバス」も不正の対象となる車種の一つである。
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