ま、何度も既出の話だが
日本のガソリン価格はOECD各国の中でも最も安い方で小売価格は35か国中、高い方から34位
ガソリンは税金の塊などと言われる税金も税額で同じく28位、税負担率だと24位。
直近価格で英国は243円、フランスは253円、デンマークやオランダに至っては330~350円/リッター。
ところが、これも何度も既出の話だが
自動車税や重量税など、自動車を所有し維持するためのコストが日本は高い。
英国は、1km走行時のCO2排出量によって車両クラスが設定されており、AからMまでのクラス分け
ドイツはエンジン排気量,CO2排出量などによってクラス分けされ税額が決まる等々、
国ごとに差異はあるが、税金を含む所有し維持するコストは概ね日本の2/3程度。
つまりね、ネット上では無知な輩が「日本のガソリンは税金の塊」だとか「日本の自動車税は高い」
だとか都合の良い部分だけ指摘しているが、実情は
欧州は「維持コストが安い代わりにランニングコスト(燃料)が高い」
日本は「燃料コストが安い代わりに維持コストが高い」
で、ボリュームゾーンの多くのユーザーにとっては見事なまでに「とんとん」。上手いこと出来てる。
だから自動車税などの維持コストを2/3程度に圧縮するのならガソリン価格が250円/リッター程度でも可。
維持コストが変わらないのなら200円までを死守して欲しい。
ただ制度設計としては「沢山は走る人は日本方式が有利」で「ガレージの置物になってる人は欧州式が有利」
だから、今後の自動車行政に注目するけどね。
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