トヨタ、社員自殺争う姿勢 遺族は過労パワハラ訴え
9/23 nikkansports
2010年にトヨタ自動車の男性社員(40=当時)が自殺
したのは過重労働や上司のパワーハラスメントが原因として、
男性の妻ら遺族が同社に約1億2300万円の損害賠償を求
めた訴訟の第1回口頭弁論が23日、名古屋地裁で開かれ、
トヨタ側は請求棄却を求めた。
男性は1990年に入社、2008年4月以降、新型プリウ
スの部品生産ラインの立ち上げなどに従事。09年10月ご
ろうつ病となり、10年1月に自殺した。妻は労災補償を求
めたが、豊田労働基準監督署は12年、不支給とした。
遺族は08年のリーマン・ショックで残業規制される中、男
性に過重な負荷がかかり、上司は大声で怒鳴るなどのパワハ
ラを繰り返したと主張。「会社は業務負担や職場環境を漫然
と放置し、安全配慮義務に違反した」と訴えている。
妻は労基署の処分取り消しを国に求めた訴訟も起こしたが、
名古屋地裁が今年7月に請求を棄却、控訴している。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/202009230000234.h...
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