結局のところスレタイに沿って・・
トヨタのクルマは良く出来ている。売れるのには理由があると思う。
ただ、少しでも趣味性とか高度の実用性を求める層には見向きもされない
という諸刃の剣が、ある意味でトヨタの魅力でもある。
例えば、とあるメーカー(Audiね)のとあるパーツはアルミの中空鍛造。
トヨタは、8割の強度を2割のコストで置き換えればよいではないか?
と鋳造鋼鉄を使うという思想が徹底している。
決して手抜きという側面だけではなく、この程度で良いという割り切りが
潔いほど素晴らしい。
それはマテリアルに留まらず、マンマシンインターフェイスの至る所
実用性に寄与する部分、シートやドアや内装儀装に至るまで
まさしく至る所にまで、合理的な「手抜き」が施されている。
まさしく「乾いた雑巾を絞る」
こんな事が出来るのは世界中でトヨタしかないと思える。
それでいて実用面の多くに置いては、寧ろ優秀なのだから文句の付けどころがない。
但し、個々の使途用途に於いて拘りつつ精査すると・・やはり
この程度で良いという割り切りが透けて見える。見えない人には最適な選択。
この構造が基本的なトヨタ車なんだと思う。
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