「手遅れになる前に自ら始末をつけた」と言われている都市伝説を一つ。
中古車業界では、初代プリウスはトヨタが必死になって回収したと言われている。
買い替え期には破格の下取り価格で中古車が出回るのを防ぎ、
他社へ流れる初代プリウスを逃すまいと「T-up]を始めたという人までいる。
車自体はっきり言って時期尚早だった感は否めない。
トラブルは多く、バッテリーも高額、すぐに残存価値がマイナスになるのが想像できるような車だった。
中古車としての流通に堪えない商品だ。
ある時期、トヨタ系のAAで初代プリウスの流札が無かったのも事実。
出品すればどんなボロでもトヨタ系の中販が落とす。で、店頭には並ばず闇へ。
やってるな・・・と肌身で感じた業者は多く、それが都市伝説の元になっているのだろう。
今は当時と違う出品システムがあるので、状況がまた違うが。
ハイブリッドカーは次世代の自動車という世界的覇権を賭けたプロジェクトだったんだから、この位の企業努力は全然不思議ではないだろう。
それでも数万台は葬った計算になるのだから、膨大な出費には違いない。
急転換した欧州勢も含めEV推進派は、自身の正当性に未来を賭けるのなら
今般の悪評が定着する前に、プロパガンダだけでなく物理的に押さえ込んでしまえるだけの信念があるのかどうか疑問。
EV化は追い詰められた末の急ごしらえの選択だから、信念なんて求められても困る。と言われそうだが。
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