実際の走行パターンに近い条件で、燃費を測定するJC08モード。
しかし、JC08モードですら、実燃費と大きく乖離している。
特に、軽自動車やハイブリッドカーの実燃費とカタログ燃費の差が大きいように思う。
ひどい場合は、カタログ燃費の半分程度しか走らない場合もある。
最近、車の環境性能や、経済性に注目が集まっている。その中でも、車の燃費に関心が高いドライバーが多いのではないか?燃費を基準に車選びをしている人も多いはずだ。
燃費は、走行条件によって大きく変化するのは仕方が無いが、どんなにがんばっても
カタログ燃費と同じだけ走ることが不可能ならば、JC08モードそのもが詐欺と言えなくないだろうか?
以前の燃費の測定は、10・15モードだった。10.15モードが、実際の使用条件と離れており、カタログでの数字と実際の使用下での数字の差が大きくなりがちであることを指摘されていた。
それを改めるために、実際の走行パターンに近い測定法としてJC08モードが制定されたはずである。
それが、事実と異なる机上の空論ならば、我々ユーザーは自動車メーカーから騙されていることになる。三菱だけじゃない。他のメーカーも50歩100歩である。
VWの排ガス不正問題も、三菱の燃費不正問題も、個別のメーカーの問題じゃなく、業界全体の問題だと思う。売り上げを伸ばすために、ユーザーに不利益な細工をしているのは、どのメーカーも同じではないだろうか。
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