カッコ書きは補足である。そうみると40条は1項も2項も総排気量制限の内容だということがわかる。
・1項について
主語と述語を見ると、主語「車両は」述語「2,000cc以下とする」。2,000ccて何?
ガソリンタンクの容量?オイル量?ウォッシャー液量?そりゃ何言いたいか類推出来るけどさ、
男性社員は100回以上とします!管理職は6日間とします!規定文で主語や目的語を略したら略したらいけません。
やや曖昧ですが1項は「会社の車両の総排気量は2,000cc以下ですよ」と読み取れます。
・2項について
主語は1項と同じで「車両は」述語は「2,500cc以下とする」。2,500ccて何?
1日のガソリン使用量?グローブボックスの容量?バッテリー液量?しつこいですねw
「車両は」とは「車両の総排気量は」って意味でしょう。1項と同じ表現ですから同じ意味ととらえます。
車両の総排気量を意味する主語にたいして、それに続く述語は総排気量に関することに限定されます。
「業務に使用するパソコンのメーカーは、デスクトップ以外とする」わけが分かりませんね。
述語は主語に対応しますから、カッコ書きの意味は総排気量制限の意味や範囲を示すために補足されるべきもの。
(過給器付エンジンは1.5倍読みにする)などであれば適切ですが、クルマの型式を制限することは適切ではありません。
カッコ書きの示すところは排気量制限の及ぶ範囲や意味を示すものであって、別種の規制にはなりえません。
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