Lotus 47 GT
タイプ46のLotus Europa シリーズ1 (
>>105)をベースとしたレーシングバージョンのロータス47GT。
>>406エランと異なりタイプナンバーが違うのはベース車と中身が大分異なるからかな?
ベース車S1がルノー16(セーズ)の動力系をそのまま用いているのに対し、エンジンは1.6Lのコスワース製直列4気筒エンジンに換装、
ミッションもヒューランド製5速MTに変更され、サスペンションもリアを当時のF2で用いられていた4リンク式に改められている。
また、4輪ブレーキのディスク化やエラン同様ボディFRPを薄肉化させるなどの軽量化も施されている。
見た目は
>>105と大して変わらないが、中身が全然違うということなんである。
グループ4ホモロゲーションに必要な55台を目標に作られたとされるが、実際の生産台数は諸説あるようで、
「完成車として工場をラインオフしたのは30台位ではないか」と考察されている方の話を読んだ。
ところで、画像を探していて思ったんだが、結構シリーズ2をベースに47GT化改造を施した車輌も多いようで、
見分けるのに苦労したんだが、一番判別し易いのは画像車の装備するテールランプかなと。
前述しているS1特有のランチア・フラヴィア用ユニットを目安にして探してみたんである。
尚、当時のレースでは、「サーキットの狼」のごとく格上クラス(大排気量)のマシンを喰うほどの実力を持っていたそうである。
因みに、日本には2台輸入されたということである。(画像は恐らくその日本のマシンの1台)
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