Lotus 26R
>>357エリートの後継であるタイプナンバー26のエラン。そして当初そのレーシングバージョンとして存在したのがこの26R。
初期のロータスは、コンペマシンをタイプナンバーのまま車名にしていたことからこう呼ばれる。なのでエランRとは呼ばんのである。
エランのシリーズ1と2をベースとしたものがあり、スタンダードエンジンが英国フォード製ブロックをベースにロータス製DOHCヘッドを載せていたのに加えて、
フェーズ1ではコスワースがこれをチューンしノーマル105psから140psまでパワーアップされている。
続くフェーズ2ではBRMがチューンを担当していて、そのE/GヘッドにはBRMのロゴが刻まれている。
その他スタンダードからの変更点はFRPボディの薄肉軽量化、バックボーンフレームの強化、サスペンション周りの軽量化、駆動系の軽量化などがあり、
車重はノーマルより数十キロ軽い500kg台後半〜600kg台前半だったとされる。(580kgと記すサイトもあり)
生産台数は(諸説あるが)S1ベースの52台、S2ベースが45台の合わせて97台。
26Rとスタンダードの外観上の違い
① バキューム作動のリトラクタブルライトから固定式となり、開口部輪郭の丸いヘッドライト
② センターロックのマグネシウムホイール
③ リアホイール直前のブレーキ冷却ダクト(画像車には無いが・・・)
プラスして、多数の写真を見比べて得た個人的な憶測では
④ フロントバンパー左右後端部形状の違い(バンパーがタイヤハウス切り欠きまで伸びてない=短い:恐らく軽量化のため)
上記差異を全て満たした車輌↓(赤の29番)
http://www.puffofsmokeracing.com/Cars/lotus/history/Elan26R.ht... 尚、テールランプ形状の違いからリンク先の緑48番はスタンダードのS1、29番と黒19番はS2がベースである。
因みに、フェーズ1初期の車輌は上記差異を持っていないとも言われ、MEGA WEBに展示されている浮谷東次郎氏の26R/27は、
リトラクタブルH/Lでありバンパーもスタンダードと同形状だったりするんでご注意を。
参考:スタンダード エラン S3(くどい再リンクであるが)
http://bbs44.meiwasuisan.com/bbs/bin/read/car/1345117123/25...
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