デイライトとウインカーの機能を兼ねる仕掛けはダブルファンクションと呼ばれ、
通常はデイライトとして白く点灯し、ウインカーとして点滅する際は、
オレンジに光るだけでなく、ウインカーが点滅する側のデイライトが
消灯する仕組みになっています。
ダブルファンクションにする理由をインポーターや開発者に確認してみたところ、
ふたつのライト機能を兼ねることで、デザインをスッキリさせることができる
というメリットがあるようです。
ヘッドライトユニットに組み込まれる場合と、ヘッドライトとは独立して
バンパーに備えるパターンがあり、ボルボやミニといった欧州車に
採用されている他、国産車で積極採用しているのがトヨタです。
「ハリアー」や「C-HR」、「ヤリス」「ヤリスクロス」など、
採用車が拡大しています。
またホンダ「N-ONE」は、ヘッドライト周囲を取り囲むように組み込まれて
独自の丸目スタイルを演出したり、スバル「レヴォーグ」も「コ」の字の
デイライトがウインカーとしての機能も果たします。
なかには、アウディやジャガー、ランドローバーの最新モデルなど、
シーケンシャルかつダブルファンクションのウインカーもあり、
今後ますます増えそうな気配です。
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