11月新車販売ランキング

１１月に国内で最も売れた新車は、トヨタ自動車のハイブリッド車「アクア」だった。アクアは前年同月より８％近く販売を減らしたが、８カ月連続で首位を守った。上位１０車種のうち四つがトヨタ自動車で、残りの６車種は全て軽自動車だった。

　日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が４日発表した。２位はホンダの軽「Ｎ—ＢＯＸ」、３位はダイハツ工業の軽「タント」だった。燃費のいい車に人気が集まる傾向は同じだが、家族向けに人気のトヨタのミニバン２車種も上位に入った。

　一方、日本自動車輸入組合によると、ディーゼル車の排ガス不正問題で揺れる独フォルクスワーゲン（ＶＷ）の１１月の国内販売は、前年同月より３１・８％減の３６３８台だった。１０月の４８・０％減に続く大きな落ち込みだ。輸入車シェア２位のＶＷの失速が響き、外国メーカーによる輸入車全体でも１１月の販売は前年同月より７・９％少ない２万１５５６台だった。

　１〜１１月累計でのＶＷの販売台数は、前年同期と比べ１６・３％減の５万２３４台。一方、シェア首位の独メルセデス・ベンツや３位の独ＢＭＷが前年を上回るペースで販売を伸ばしている。

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日本にトヨタ以外の自動車メーカーの必要性を感じない

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