手作りフェラーリ

フェラーリはゼロからこのデザインを考えて、価値があるもののように宣伝をしたりそのために襟を正したりしてイメージ戦略を成功させている。一方このフェラーリを作る人たちは「フェラーリ格好いい」という価値観が個別に定着している。

彼らはフェラーリという価値観に支配されている。フェラーリに敗北して自らに価値がないように振る舞うことを強いられている。自らがフェラーリを模倣しても絶対にフェラーリになれないどころか「パクリ野郎」という負のレッテルを貼られるだけなのに。　

フェラーリに肩を並べたければ、ニセモノを作るのではなく自分だけのオリジナルの本物を作りそれを評価するまでに高めることが求められる。まねごとをしているようではまだ子供。

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