「全く覚えていない。車は自動ブレーキで最新」

>>11
被害軽減と完全停止の過渡期
日本では、初期の衝突被害軽減ブレーキの自動ブレーキ機能はあくまで衝突時の被害軽減を目的としており、装置を過信してしまうという理由で
衝突前の自動停止はあえて規制されていた。
当時はセンサーの誤動作が多いこともあり追突事故誘発のリスクもあった。規制が解除された後も自動停止まで行ってしまう事に対する反対意見、
あるいは衝突被害軽減ブレーキそのものに対する批判も根強く、SUBARU以外の国内メーカーは自動停止まで行う衝突被害軽減ブレーキの搭載に
消極的だった。
しかし近年では、自動車アセスメントやユーロNCAPやIIHSなど、世界中の自動車安全評価に自動ブレーキが加わり、従来の停止を行わない衝突
被害軽減ブレーキは、停止まで行う衝突被害軽減ブレーキに比べて低い安全評価となってしまった。
トヨタも、自動ブレーキを過信してしまう完全停止に消極的だったが、そのような情勢の変化もあり、自動停止まで行う衝突被害軽減ブレーキを
ほぼ全ての車種に搭載すると発表した後は、最高の性能評価となった。

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