>>23 それは無い。
初期位置を学習しているだけだから。
アイドリングさせると言う事は、実は大変困難な作業で、エンジン側、特に摺動部には拷問の様なもの。
全てが弱い、全てが不十分、全てが中途半端という性能発揮が重なる中で
奇跡のバランスでアイドリングさせていると言っても良い。
吸気系だけを見ても、走行を重ねると、どうしても空気量を検出するセンサーやスロットルバルブは汚れてくる。
少しの汚れであってもアイドリングは低下する。
アイドリングが落ちると、エンジンブレーキがかかりすぎたり、アクセルオフ時にエンストしやすくなる。当然燃費も悪くなる。
なのでスロットルの初期位置(アイドリング開度)を学習し、変える(開け気味)事で、アイドリングの低下を防止している。
しかしその学習も、汚れが限度を超えてしまえば補正が追いつかなくなり、アイドリングが上下する羽目になる。
こういった汚れ由来の場合は、スロットルバルブやセンサーの清掃が必要になる。
スロットルの補正には、スロットル開度そのものを変えていく式、パイパスさせる空気量を変えていく式、様々あるが、
元々アイドリングは「している」のではなく
水温を元に、大気圧、空気量、吸気温、点火時期、様々な補正を当てまくって「なんとかさせている」だけなので
それら一つでもおかしな事になれば、奇跡のバランスは崩れてしまう。
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