https://www.zaikei.co.jp/article/20191115/539641.htm... 東京モーターショー2019で発表されていたホンダ・新型フィットだが、2019年11月発売する
予定を2020年2月に延期した。その理由は電動ブレーキ(EPB)の不具合によるもので、2019年8月に
発売した軽自動車「N-WGN」にも採用したドラム式EPBの品質が安定せず、歩留まりが悪すぎるという
2019年8月に発売した軽自動車ホンダ・N-WGNと同じCBI製ドラム式EPBの不具合で、
新型フィットは一時生産中止に追い込まれてしまった。これは先代フィットの不具合連発に続く不祥事であり、
ホンダの経営体質が心配だ。品質保証と経営が連動していないように思われがちだが、品質保証がうまく機能し
ていないのは「経営体質」が悪いからなのだ。
近年、グローバル経営化しているのだが、グローバル経営者はビジネスモデルを勘違いしている感がある。
「ホンダの闇は深い」が、それは金融知識優先で投資感覚になっているのだ。
社員の提案を聞いて「事業として将来性がある」と考えたものに投資する考え方だ。
近年のホンダの利益率の悪さが、経営戦略の失敗を示している。
しかし、それを捉えて反省し体制を立て直すには、「いいクルマをつくろうよ」とする豊田章男社長の
言葉を理解できなければならない。
多くの自動車ジャーナリストがTNGAを理解できないでいるが、自動車メーカー経営者が理解できないでは済まされない。
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