>>37 35&36ではないが、下の2通りだったら、どちらが良い?
A(高い車両価格)+(安価な年次税金)+(高いガソリン代)=100
B(安い車両価格)+(高い年次税金)+(安いガソリン代)=100
結果が100としたのは、少なくとも欧州と日本の最終的(グロス)な自動車の維持費は同水準だが内訳が違う。
OECD各国の中だとアメリカだけが例外的に「何もかもが安い」からアメリカは参考にならない。
色々な組み合わせがあって2通りだけではないが、基本的にはAかBかという選択で欧州はA、日本はBだ。
年間走行距離によって税額を変えようという案が出されたように燃料代のウェイトを増せば多走行者の負担増となる。
年次税金だけを比べて、欧州各国は維持費が安いという奴がいるが、欧州はVAT(付加価値税=消費税)を
差し引いてもヴィッツクラスの車が200万を超えるし、ガソリンは200円を超える。
その代わり、自動車税や車検などミニマムチャージに係る費用が比較的安価というトレードオフの関係。
年間数千キロも乗らない所有しているだけの人には優しく、多走行する人には応分の負担を課すという多分に環境を考えた施策。
対する日本は、乗らないけれど持ってるだけでも結構な負担を強いられる。
個人的には受益者負担の色合いが濃いBの方が公平性という点、環境という点で良いと思うが、そうすると車が売れない。
買い替えスパンが伸びるから車屋(ディーラー)が持たない。というそんな開発途上国並みの理由で日本はB方式だが
そろそろ制度を考える時期だよなあ
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