>>22 うん
まじめに言えば、第一次、第二次のオイルショックを経て日本の元売り(民族系ともいう)
が設備投資を渋ってきたという歴史があるのね。
そのうちに世界的なエネルギー変革が進んできてメジャーにも余力がなくなりシュリンクする一方で
シェルは昭石に事実上の譲渡を経て出光になり、エクソンモービルも東燃を経てエネオスになり
ついに日本からメジャーというメジャーは消えてしまった。
日本の会社の常として守勢に入ると内部留保の確保が最優先されて撃って出る事はしないのよ。
そんな日本の元売りを横目に一早く外に目を向けたのが韓国メジャー。
といっても彼等にはそれしか道がなかったんだけどね。
で、韓国メジャーはアジアの産油国であるインドネシアなどを次々と抑えて例えば
インドネシアの国営石油会社プルタミナは実態として韓国企業の手で操業されている。
日本企業が慎重に様子見して小さく纏まってる間に韓国メジャーが抑えてしまった。
そんなこんなで韓国製に限らずインドネシアやマレーシア、ボルネオ等々由来のオイルでも
事実上は韓国の3社(SK,S-Oil,GS-Caltex)製なんだよ。
日本企業は高付加価値製品の分野で完全に乗り遅れてしまったから韓国から買うしかないわけ。
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