バッテリー交換後のアダプテーション
例えばスマホで電池管理関係アプリで充電をモニターしていると、何段かに分けた充電をして
最終的に満充電近辺になると”トルクス充電”に切り替わっている。
基本的に車も同じでバッテリーの容量や放電状態によって充電を制御している。
これがスマホならば、純正の電池を使う前提だから3000mAとか2600mAとか容量がFIXしている。
だから本体(スマホ)側は決まった電池を前提に制御モードが書き込まれている。
ところが車の場合は、仮に外形寸法による同一規格のバッテリーでも普及品と高級品とでは
44Ah程度から66Ah程度まで、20A程度の容量差がある。
仮に44Ahでアダプテーションされた個体に66Ahのバッテリーを載せると、満充電できない。
逆に、66Ahでアダプテーションされた個体に44Ahのバッテリーを載せると、過充電になる。
スマホは、あくまで純正バッテリーの使用が大前提なので問題はないが車の場合は市場流通品が
千差万別過ぎて最適化が出来ないからアダプテーションで車の制御ソフトにバッテリーの仕様を
打ち込んでやらないといけない。
ま、スマホやデジカメなどの電池は規格的に新しいだけに相互通信している。
だから、例えば純正以外(互換品)を使うと、電池の残容量が出なかったりする。
車のバッテリーは規格自体が、とても古いので相互通信の機能がない。規格が一新されるまでは
仕方がないわな。
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