ホンダは、北米向けの新型オデッセイをデトロイトモーターショーで世界初披露した。発売は今春を予定している。
5代目となる北米向け新型オデッセイは、3.5リッター V6直噴i-VTECエンジンに、ホンダが独自に
開発した10速オートマチックトランスミッションをミニバンとして初めて採用した。
また、最高出力が先代に比べて32馬力向上し、280馬力というこれまで以上に力強い走りを実現した。
なお、主要グレードには、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備した。
先代モデルが、車内に専用設計の掃除機を備え付けるなど、独自の装備や機能でファミリーユーザーに
とっての使い勝手の良さを追求してきたように、新型モデルでは2列目シートには中央席を取り外して、左右の座席を真横に
スライドさせることができるマジックスライドを採用。
さらに、マイク、スピーカー、赤外線カメラなどを使い、広い室内空間で離れて座る乗員同士をつなげる機能を追加した。
加えて、軽量化と車体剛性を高い次元で両立させたボディー、ハンドリングの精密さと上質な乗り心地を追求して
設計したシャシー、クラス最大の荷室容量、存在感のある洗練されたエクステリアデザインなど、さまざまな領域において最上級のミニバンを目指した。
新型オデッセイは、ホンダR&Dアメリカズで開発され、米国アラバマ工場で生産される。
また、新開発の10速オートマチックトランスミッションは、ジョージア州タラプーサのトランスミッション工場で生産される。
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