(つづき)
で、日米欧以外は?といえば,中国は現状では、0号、92号、95号という番号で表示されていて、それぞれRONで90/92/95
しかし、2018年1月1日から「国5」という標準化ガソリンに統一され、RON94相当で中国全土が統一される。
インドやブラジルなどの途上国も含めて、未開の地で規格などが機能していない地域以外は事実上、世界中でRON94-95が正に世界標準なのが現状
だとすると
なぜ輸入車はハイオク指定なの?ではなく、なぜ日本車はRON90指定なの?が正しいと思うけどねえ
因みに「世界標準」なRON95だが、日本国内では冒頭に書いたようにJIS規格でRON96以上が”ハイオク”
”ハイオク”指定にしておくと誰がどう間違おうと必ずRON96以上のガソリンになる
そうすれば要求オクタン価95を満たすので便宜上”ハイオク”指定にしてある。レギュラーガソリンが世界標準のRON95であれば”ハイオク”である必要はない
有鉛・無鉛はこの際は無縁だからバカは相手にしない方が良い
事実上、日本だけ取り残されたガラパゴス状態になった理由は割愛するが一つ言える事は、戦後の貧しかった時代の規格を長々と引きづってしまった結果
自工会は日本向けだけにRON90の燃調マップを載せないといけないから、経産省(資源エネルギー庁)に国際標準(レギュラーガソリンのオクタン価95化)を
毎年陳情しているから、改めて輸入車が特異なのではなく日本という国が特異なんだよなあ
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