ハイビームなのにまぶしくない ヘッドライト、賢く進化
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001 2015/06/22(月) 03:49:01 ID:dNLwQdOgHE
明るいけど、まぶしくない——。自動車メーカーが、遠くまで照らせる「ハイビーム」のまま走っても、
対向車や前方の車の迷惑にならない技術を次々に開発している。日本では、対向車に遠慮して「ロービーム」で運転する人が多いが、
ハイビームは夜間の歩行者のいち早い発見に役立つ。各社は新たな安全機能としてアピールしている。
マツダが、今年1月に大幅改良した「CX—5」などに採用した新技術は、車の前方に付けたカメラが対向車のヘッドライトに反応し、
対向車の接近を検知する。ハイビームを照射するヘッドライトは左右合わせて八つに分かれており、
対向車がいる方向のハイビーム部分だけが自動で消える。アウディなどが同様の仕組みを実用化しているが、国内メーカーでは初めてだ。
トヨタ自動車が開発した「アダプティブハイビームシステム」は、カメラが対向車を検知すると、
ヘッドライト内の遮光板がその方向のハイビームを遮る。対向車のドライバーは通常のロービームと同じように感じる。「クラウン」に採用している。
スバル車の富士重工業が4月に売り出した「レヴォーグ」の改良車は、対向車が来たり、前方を走る車との距離が近づいたりすると、
自動的にハイビームをロービームに切り替える。同じ仕組みは日産自動車の「スカイライン」、ホンダの「レジェンド」、トヨタの「カローラ」などにも採用されている。
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