>>73 そりゃぁ、クルマとしてどうかと言われれると
設計者の苦労をおもんばかって評価しろとは言えないようなクルマだからねw
>ボディのほとんどが開口部ということは構造強度が出ない。
>ましてや乗降性の確保のために床板は低く、薄く、段差なしでと制限されるから、
>頼みの綱であるサイドシル(敷居)すら剛性負担にろくに利用できない。
>構造体として見れば、ゲーム終了間近のジェンガのような有様で、
>これでボディ剛性を出せと言われて机を叩かないエンジニアはよほど人間ができているか、マゾだと思う。
>車高が高いので重心は否応なく上がりロール中心軸が離れているからクルマを倒すテコのチカラも大きい
>しかも側面積が大きいので横風の影響も大きく宿命的に遠心力や横風でクルマを横倒しにしようとする力がかかりやすい。
>空気抵抗は前面投影面積と空力係数の積で決まる。ミニバンは前面投影面積が巨大だし、
>積載能力を考えればテールゲートはできるだけ垂直にしたい。となれば、
>そこは形状的に乱流を起こしやすいため空力係数でも不利だ。
>ミニバンはそういう無限とも思える無理難題を、忍の一字で形にした製品だ。
>産業側から見ればそういう結論にならざるを得ないのだが、
>クルマとしてどうかと言われれると今度は筆者が苦しい。
>ユーザーに設計者の苦労をおもんばかって評価しろとは言えない。(文:池田直渡)
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