(続き)
あと、660cc超えから6000cc超えまで自動車税は階段状の線形に推移している。
ところが659ccと、例えば800ccを比較すると10800円から一気に29500円と3倍近く上昇する。
これが原因で、欧州に多く存在する800-900cc程度の車が我が国には事実上、存在しない。
大昔に、物品税という制度が存在したが、現代に置き換えて例えると、例えばだが・・
13インチのTVまでは税率が極端に低く、それ以上だと急激に3倍程度の税率になるとしたら16インチや19インチのTVが
丁度いいサイズと思っても税金が3倍も違えば、13インチを買うか?それとも同じ税金を支払うのなら24インチ程度を
買おうというのが消費者心理で、だからメーカーが作らなくなる。
ここでは軽自動車の安全性は割愛するがパンダ(が良いという訳ではなく当該のカテゴリー)のような車があれば
定員も合法的に5名になるし家族によっては喉から手が出るほど欲しいカテゴリーになる要素はある。
しかし、659ccと、例えば800ccを比較すると10800円から一気に29500円と3倍近く上昇する歪な税制のせいで
当該カテゴリーが事実上、我が国はない。
公共交通機関の手薄な地方部などで使うミニマムなカテゴリーを新設して、事実上、現行の軽自動車枠は廃止して
排気量に応じた線形の従量制の税制にして、通行料金なども負荷に応じた受益者負担にする…
こうすれば「お前らはなぜ軽自動車が嫌いなんだ?」という事もなくなる。
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