昭和世代の輸入車崇拝が理解できません！

レクサスに関しては、2015、2016、2017と販売台数に於いてドイツ御三家との差が縮まるどころか
広がる一方なのを受けて「ドイツ御三家の背は追わない」と、バイスプレジデントのマークテンプリン氏が語った。
ということだね。
ま、苦し紛れにも見えるけど、興味深いのは「レクサスには歴史に加えて、物語がない」と言っている点。
よくよく考えると先進国市場、少なくともOECD各国で、物語が重要でない市場は日本だけなんじゃないか？
欧州も北米もモータースポーツはトヨタも遂にラリーに復帰したように相変わらず盛んな様相を呈しているし。
レースだけでなく、例えばグレースケリーが亡くなった時に運転していたのがローバーだったとか、まさに様々な
物語が根付いている。
日本で唯一と言って良い例外は、50連勝で名を上げたスカイラインくらいだろう。プロドライブスバルのラリーは
至極限定的なものだったし。

等々を考えると、カローラやサニーを「安くてコスパ抜群」で売ってる時はよかったけれどプレミア路線では通用しない。
が見えてくる。好意的に考えると、”物語”が余り影響力を持たない日本で輸入車を買う層は、欧米人と同様
物語に惹かれる人々…と言えるかもしれない。

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