車好きのきっかけ

車好きだけど映画「ワイスピ」みたいな世界に興味ない。ああいうスタイルをよく見かけるけどそれは行き過ぎた車への執着で、加減を知らずその道を突き詰めることがカッコいいと勘違いしている。
Ｆ１レーサーになる訳じゃなしその先には何もないのにね。　バイクも昔そういうスピードの向こう側を追求する走り屋が多くいたけど、最近はその夢から覚めたのか見かけなくなった。
己にとって車はお気に入りの靴みたいなもの。あくまで生活の道具であって過ぎた情熱を注ぐ対象ではない。いくらお気に入りでも自分の靴に金をかけて自分好みにカスタマイズするなんてことはあり得ないし。

そんな私が車好きになったきっかけは喫茶店バイトしていたころに店の前の明治通りを通りかかった車。店内のコップの水が震えだしたので地震か戦車が来たのかと思い表に出たらそこには渋滞をのんびりと進むＦ４０。
走行していた追い越し車線から店内までは10ｍ以上あったろうか。すさまじく重低音なのに、それでいて族車の騒音のような不快感は全くなく感動すら覚えたほど。機会があればいつか運転してみたいもの。

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