【新聞ウォッチ】スズキ、過去最多187万台リコールで不名誉な記録更新
「過去最多」で記録更新といっても、リコール(回収・無償修理)の届け出台数では面目が無いことである。
スズキがエンジン付近から出火する恐れがあるとして、軽自動車『ワゴンR』など9車種、187万2903台のリコールを国土交通省に届け出た。
きょうの各紙が社会面で大きく取り上げているが,気になる見出しは「過去最多」。
国内の一度のリコール届け出台数としては過去で最も多かったというわけだ。
国交省によると、1969年度に国内でもリコール制度が始まって以降、これまで1回のリコールとしては、
2012年にトヨタ自動車が届け出た『プリウス』などの152万台が最多だったそうだ。
また、同じ共通部品の不具合で対象車種を追加した一連のリコールでは2010年から12年にかけて三菱自動車が
4回にわたって届け出た計176万台が最多だったという。
今回のスズキはそれらを上回る187万台強の届け出で、国内の1度のリコールとしては過去最多の記録を更新したことになる。
朝日の取材によると、スズキの鈴木修会長兼社長「誠に申し訳ない。管理が不十分だった」と話したそうだ。
積極的なリコールの届け出は非難されることではないが、今回の大量リコールは沸騰する軽自動車の人気に水を差しかねない。
http://response.jp/article/2015/04/23/249597.htm... 【リコール】スズキ ワゴンR など187万台、火災に至るおそれ
http://response.jp/article/2015/04/22/249553.htm...
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